kayagreenの経営者ですが、仕事ばっかりはしていられませんね。
実は歌うたい、文章書きでもあります。
15歳で初めてアコースティックギターを手にし、作詞、作曲、弾き語りを始める。
その後、レゲエバンド400yearsを立ち上げ神戸を拠点に活動。
同時にベーシストとしてブルース、R&B、ハードロックなどの数々のバンドを経験。
21歳の時、神戸のジーベックホールで行われたアマチュアバンドコンクールでベストベーシスト賞を受賞。
ジャズの歌唱に興味を抱き、ジャズボーカリスト大森浩子に2年間師事。
2008年に「日本語の歌が歌いたい」という理由で、 ふうよう という名でソロ活動開始、小説も執筆。
関西を拠点に活動中。

最終回 青い夢を見た時に 朝の海岸



朝の海岸  海岸に朝の風が吹き始めた。  太陽は水平線を離れ、海岸にも人々の姿が増えはじめた。
ジョギングや散歩をする人。通勤途中のサラリーマンが、会社に行くのをやめたのか、砂浜に座り込む。彼らもまた、何かを探し求めているように見える。  水際には何人かの子供達が遊んでいるらしく、水を跳ね上げる音や、笑い声が聞こえる。二人の女の子はママゴトのお母さん役をめぐって喧嘩を始める。別の子供は黙々と迷路を作っている。高校生が遠巻きにアベックをからかった。風は少し弱まった。
迷路作りに没頭していた子供がリンの歌に気付いた。石を投げて遊んでいた小学生達もリンの方を見た。「あのお兄ちゃんおうた歌ってるよ」と子供が母親に言った。「そうね」と言ってその母親もリンを見た。子供達がリンの所へ走り寄って来た。
 森が見えた。綺麗な雨が降る。何もかも真っ新に洗い流してくれる。  やがて雨は上がる。
 蜘蛛の巣には、無数の水滴と捕らえられた虫達が、銀の玉になって、木漏れ日に照らされ、銀河のように輝いている。  何滴かの星が、リンの手と砂に落ちた。

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