趣味で歌と小説と詩を掲載させていただいてます。

流星のうた 第25話 Song of the meteor 25



第25話


タナベは借りてきた軽トラックに乗って待ち合わせのコンビニまでやってきた。
美和は入り口の前で待っていた。
あれから一週間がたった。山に行く日だ。
美和はフル充電された外付けの充電バッテリーを2本持っていた。足りなければ来週はもう一本追加する予定だ。
「ごめん、ありがとう恩にきる」美和はタナベが着くとそういった。
「どういたしまして、何をそんなに持っていくの?」荷台にリュックを積み込む美和に向かってタナベは聞いた。
「食べ物やバッテリーや着替えやタオルや何やかや」と返事をしながら美和は助手席に乗り込んだ。

二人を乗せた軽トラックは有馬街道を北上して市街地から六甲山に入る道を右折した。
高圧線の下をくぐり、キャンプ場を通り過ぎて再度山から上がってきた道に合流した。
そこまでくると、辺りは深い山中になった。深い闇が星も隠している。
タナベは左折して一週間前に来た場所まで車を走らせると、車を道路際に寄せてエンジンを切った。
エンジンを切ると、一瞬恐ろしいほどの静寂があたりを包んだ。音が全部抜けてしまったかのような静寂だった。
やがてざわざわという音が聞こえてきて、風が木の葉を揺らす音だと気付いた。
風の音が聞こえてくると、それは思った以上に大きくて、時折風がうなるようなゴーっという音も聞こえた。それに応えるように森がざわざわと枝を震わせた。

二人はしばらく無言で森の様子をうかがっていた。

「不気味すぎないか?」とタナベが言った。
「そうね、ちょっと怖い。葵はこんなところによく一人で居られるね」と美和が言った。
「とにかく行こう、もう直ぐ約束の時間だし」美和は気を取り直して荷台からリュックを下ろし、肩に担いだ。
タナベはやっぱり、ここに一人で来るのは無理だと確信した。少なくとも自分には無理だ。本能みたいなものがそう言っていた。今直ぐにでも街に戻りたい。
「行くよ」美和がヘッドライトをつけて登山道に入っていったので慌ててその後を追った。
この前のように笹が生い茂るあたりまで歩き、そこから笹の中に分け入った。ところどころにある岩を足がかりに笹の薄いところを選んで歩いた。少し行くと例の池に出た。土のスペースが残っているところだ。

池は、周りの赤松林や笹に守られて、ほとんど風は吹き込んで来なかった。頭上を渦巻く風の音は聞こえるが松の枝を揺らすだけで、あとの余力は笹が受け止めた。


葵は美和とタナベが池に着いたことを確認した。
車のエンジン音が聞こえ、近くに止まり、徒歩でヘッドライトが近づいてきた。
美和とタナベに間違いなかった。
赤松の枝からそっと降りて、なるべく静かに二人に近づいた。

「美和、タナベ、ライトを消してもらえる?」近くの笹の中から葵は声をかけた。

二人は一瞬飛び上がるほどびっくりしたが、葵の声が静かだったので、すぐに落ち着きを取り戻した。
ライトを消すと、辺りはぼんやりと闇につつまれた。しばらくして目が慣れると空の光を受けて池が同じような光をたたえていた。

「葵?」美和は答えた。
「びっくりさせてごめん。ありがとう来てくれて」葵は姿を見せずにそういった。
「葵、出てこれないの?」と美和はいった。
「手足がもう獣になりかけてるんだ。見たらびっくりする」
「もう十分びっくりした。顔を見せてよ」美和は声のする方に向かってそういった。

笹がゆっくりと左右に分かれ、葵は顔だけをその隙間からのぞかせた。
「ごめん、巻き込んじゃって。タナベもありがとう、美和についてきてくれて」と葵はいった。
「いいさ、美和を一人で来させるわけにはいかないからな。物騒だし」タナベは葵を見て少しほっとしながらそういった。いつもの葵だ。
「バッテリーと、それからおむすびとお茶がある。着替えとかタオルとかも。 葵、大丈夫?食べるものとかどうしてるの? お風呂とか着替えは?」美和は葵の顔が見えると急に心配になってそう聞いた。
「食べるものは山にたくさんあるんだ。もう今は少ししか食べないけど。でもおにぎりはありがたいよ。身体が汚れたら川で泳ぐし着替えは少し持ってる」と葵はいった。
「とりあえずリュックに入れてきたから使って。バッテリーは?足りてる?」
「足りてる。予備は一本で十分だと思う。そこの岩の上に置いてる」と葵はいった。
「これだ」といってタナベが近くの岩の上でバッテリーを拾った。
「じゃあ、リュックもここに置いておくね」美和はリュックを岩の上に置いた。
「葵、美和から話は聞いたんだ。俺はまだ信じられないんだけど、お前その、変化してるんだって?」とタナベは聞いた。
「うん、あたしは人間じゃないんだ。これからだんだん獣に変化する。顔も変わってしまう」葵はタナベが信じられないのも無理はないと思いながらいった。タナベは現実主義なのだ。

「嫌ならいいんだけど、ちょっとだけその変化っていうのを見せてくれないかな?」とタナベがいった。
「怖がらない?」
「たぶん」タナベと美和は同時に答えた。

葵は笹の間からそっと手を出した。その手の甲には黒々とした硬い毛がまばらに生えていた。爪が黒く変色している。
「それが獣なの?」と美和がいった。
「すげえ・・・」とタナベは呟いた。
「まだもっと変化するんだ。まだ入り口みたいなもんだよ」と葵はいった。
「痛くはないの?」と美和は聞いた。
「痛くはないよ。気分もいい。気持ちがクリアになっていくんだ」と葵はいった。

三人はしばらく黙ってそのことについて思いを巡らせた。

「まあ、悪くないならそれでよかった」一番早く考えを切り上げたタナベがいった。
「うん、そうだね」と葵はいった。「荷物をありがとう美和、変化は早くなってるみたいなんだ、着替えやタオルはたぶんもういらないと思う。今持ってきてくれた分で間に合いそうだよ」
「わかった、これ以外に次に何か必要なものはある?」と美和は聞いた。
「今は思いつかない。変化はどういう風にどうなるのかあたしにもわからない。獣に近づくほど何も必要じゃなくなるんだ。思いついたら連絡するよ」と葵はいった。
「メールがあるしね、電話もできる。バッテリーのある間は」と美和はいった。
「怖くないのか?こんなところに一人でいて」とタナベが聞いた。
「怖くない、山の生き物はみんな友達みたいなものなんだ。草や木も動物も」と葵はいった。

タナベはうんうんとうなづいて自分の思考の中に入っていった。

「なぜこの池を待ち合わせ場所にしたの?」と美和が聞いた。
「ここがこの山の『たまり』なんだ。ここが龍が海に向かって地中に潜っていく場所なんだ、龍の入り口ってことだよ」
「龍ってなに?」とタナベが聞いた。
「巡りの神なんだ」と葵はいった。

「神か・・・」とタナベは呟いた。

「私は現実とここを比べると、すごく違和感を感じるんだ、ここが現実であっちが偽物のような。ふとそんな気がすることがあるんだ」と美和は言った。
「どっちも現実だよ」と葵は言った。
「世界には表と裏がある。光と闇がある。見える世界と見えない世界がある。陰陽みたいに」

「葵にははっきりとした目的があるけど、なんだか私の現実って、どこに結びついてるのか考えてしまう」と美和が言った。
「たぶん美和が今、あたしに向けてくれているような優しさが、あたしやシキの力になるんだ。人間に癒しの波動があるんだ。そのことを美和に教わった。美和の現実はきっと間違いないところに繋がってるよ」と葵はいった。

「それならいいんだけど、でもこういうのは友達なら当たり前のことなんだよ。 人間も捨てたもんじゃないでしょ」
「本当にそう思う」と葵は言った。「あたしができるのはトットを目覚めさせることだけなんだ。それが約束だから、親子三人でまた再会するって。もしかしたらシキの声を取り戻すのは人間の役目なのかもしれない。あたしではない気がする。今のあたしにはシキを癒すことはできない」
「どういうこと?」
「鬼の波動がシキを弱らせていたんだ。シキを苦しめていたのはあたし自身だった」と葵は言った。

「よく分からないけど、葵は自分を責めてるの?」
「そうだと思う。一つのことを思い出したら、それにつながる周りのこともどんどん思い出すんだ。自分が何で、どう輪廻してきたのかも見えてくる。自分という結果を見たら、それの因が見えてくる。花を見たらその種がわかるように。そしてその道理が見えてくる。因果の道理みたいなものが。あたしが出す負の波動がシキを弱らせる原因なんだ」と葵は言った。

「負の波動か。人間社会もその負の波動とかでいっぱいだぜ」とタナベが言った。
「そうだね。ずっと昔から、人間は負の波動を放ってた。欲に抗えずに。でも癒しの波動も持ち合わせている。陰陽を同時に内包しているみたいに」と葵は言った。

「光と闇を同時に持っているの?」と美和は聞いた。
「そうだと思う。あたしは半分なんだ。陰。つまり闇だけだ。だから鬼なんだ」
「でも何か、今は少し違うと思う。闇だけなんかじゃない気がする」と美和は言った。

「それなら嬉しい。そう思ってくれるなら。 変化してるんだ、魂も。身体の変化と共に魂も変化するんだ、少しづつ。あたしはできるならシキを癒したい。シキはずっとあたしを癒してくれていた。その償いがしたい。でもあたしは半分だから無理かもしれない。陰陽を内包した人間にしかできないんだと思うんだ」と葵は言った。
「人間がどうやったらシキの声を取り戻すとか、そんなことできるんだろう?」と美和は言った。
「今はあたしにもわからない。でも美和はそれに繋がってると思う」と葵は言った。

シキが振動している。

「美和、シキの振動を感じる?」
「わからない」美和は何か地面が震えてるのか感じ取ろうとしたが地面が揺れてる感じはしなかった。
「目を閉じて、生き物のエネルギーを感じて。そこにシキの波動も感じるはず」

美和は目を閉じて、感覚と音の世界に身を委ねた。生き物の気配はそこかしこに感じられた。街の中では感じない、雑多な圧倒的量の生き物の気配がそこにはあった。草木の一本一本。圧倒的な量の虫の気配。カサカサと小動物の立てる音。 この世界は生き物だらけだ。自分は生き物に取り囲まれている。

生き物は繋がって全体を創り出している気がする。山の中で感じる生き物のつながりは、無駄のない連鎖のようだ。
人間も本当はその中の連鎖の一部なんだ。
「地球の波動が自分の中にもある」美和はなんとなくそう感じた。

「連動してる」と葵は言った。

「わかる気がする」と美和は言った。

「私は、葵がその獣とかになった時に地球のことも癒せるようになるんじゃないかって思う」
「そうだといいけど」と葵は言った。
「美和、タナベありがとう。そろそろ帰ったほうがいいと思う、もう直ぐ龍が池に飛び込んでくる頃なんだ」

「見たい気もするけど、今はまだいい気もする」と美和は言った。
「俺は見たくない」とタナベは言った。

池の水はその透明さを増しているように思えた。その透明さも現実なんだ。

「帰ろうか」と美和はタナベに言った。
「そうしよう」とタナベが言った。
「ありがとう」と葵は言った。
「またな」とタナベが言った。

二人はライトを点けて山を降りた。
葵は笹の中に消えた。

池は透明な水をたたえていた。




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Episode 25


Tanabe came down to a convenience store on a light truck he had borrowed.
Miwa was waiting in front of the entrance.
A week passed since then. It is the day to go to the mountains.
Miwa had two fully charged external charging batteries. I will add another one next week if it is not enough.
"Thank you, sorry, thank you" Miwa is like Tanabe will arrive.
"You are welcome, what are you going to bring so much?" Tanabe asked Miwa who loads the backpack on the loading platform.
Miwa got into the passenger seat while replying "food, battery, change of clothes, towels and something".

The light truck carrying the two headed north on the Arima Highway and turned right from the city into Rokko Mountain.
It came under the high voltage line, passed past the camp ground and joined the road which came up again from the mountain.
I came there, the neighborhood became a deep mountain. The deep darkness hides the stars.
Tanabe turned the car to the place where he came a week before and turned the car off the road and cut the engine.
When I turned off the engine, a fearfully silent moment surrounded me. It was quiet as if all the sounds had fallen out.
Eventually I heard the noise and he noticed the wind was the noise shaking the leaves.
When I heard the sound of the wind, it was bigger than I thought, and I heard a sound like going out from time to time. The trees trembled the branches tremendously to respond to it.

They were silently waiting for the state of the forest for a while.

"Is not it creepy?" Tanabe said.
"Well, I am a bit scared, Miwa said that Aoi can be alone alone in such place.
"Let's go anyhow, it's time we promised soon." Miwa takes care of himself, lowers the backpack from the carrier and carries it on the shoulder.
After all, Tanabe was convinced that it was impossible for him to come here alone. At least it is impossible for me. The instinctive thing said that. I want to return to the town right away.
"I'm going," Miwa turned on the headlight and entered the mountain path, so he pursued and followed him.
As before, I walked around bamboo grass and from there we parted in bamboo grass. I walked by choosing thin places of bamboo with the stones in the streets as a foothold. I went out for a while and went out to a pond in the example. There is space left on the earth.

The pond was protected by surrounding red pine forests and bamboo trees, and almost no wind blew up. I can hear the sound of wind swirling overhead, but just by shaking the branches of the pine, the remaining bamboo catches the bamboo grass.


Aoi confirmed that Miwa and Tanabe arrived at the pond.
I heard the engine sound of the car, stopped nearby, headlight came approaching on foot.
There was no doubt Miwa and Tanabe.
I gently descended from the branches of Akamatsu, and approached the two people as quietly as possible.

"Miwa, Tanabe, can you turn off the light?" Aoi spoke from nearby bamboo shoots.

They were surprised to jump for an instant, but Aoi 's voice was quiet, so I soon regained calm.
When I turned off the light, the neighborhood was vaguely dark in the dark. After a while I got used to my eyes I got the light of the sky and the pond was praising the same kind of light.

"Aoi?" Miwa replied.
"I'm sorry for being amazed. Thank you for coming." Aoi did not show himself.
"Aoi, can not come out?" Miwa said.
"Your arms and legs are already becoming beasts, I will be surprised if you see it."
"I was surprised enough already. Show me your face" Miwa seems towards the direction of the voice.

The bamboo was slowly divided into right and left, and Aoi peered from the gap only the face.
"Thank you Tanabe for sorry, Thank you for Miwa," Aoi said.
"No, I can not let Miwa come by myself, it's a noise," Tanabe said while looking at Aoi and being a little relieved. It's usual Aoi.
"There is a battery, then rice balls and tea, changing clothes or towels.

Aoi, are you OK? What do you like to eat? How about bathing or changing clothes? "Miwa suddenly felt worried when I saw Aoi's face, I heard that.
"There are lots of things to eat in the mountains, but I will eat a little bit now, but thank you for the rice ball, I swim in the river if my body gets dirty, I have a little clothing change," Aoi said.
"Since I've been in the backpack for the time being, use it, is the battery enough?" "I think that one reserve is sufficient, I put it on the rock there," Aoi said.
Tanabe picked up the battery on a nearby rock saying "this is it".
"Well, I'll leave the backpack here," Miwa put the backpack on the rock.
"I heard the story from Aoi and Miwa, I still can not believe it, you are changing that?" Tanabe asked.
"Yeah, I'm not a human being, and I will gradually change into a beast and my face will change as well." Aoi thought that Tanabe could not believe it was also impossible. Tanabe is realism.

"If you do not like it, will not you show me that change just for a moment," Tanabe said.
"Do not be afraid?"
"Maybe" Tanabe and Miwa answered at the same time.

Aoi gently put out his hand from between the bamboo grass. Black hard hair was sparsely grown on the back of the hand. The nail is discolored black.
Miwa said "Is it a beast?"
"Great," ... Mr. Tanabe muttered.
"It still changes more, it's like an entrance yet," Aoi said.
"Does not it hurt?" Miwa asked.
"It does not hurt, I feel good and my feelings are getting cleared," Aoi said.

Three people kept silent about their thoughts.

"Well, if it is not bad it was okay." Tanabe, who cut the idea the first time, said.
"Yeah, that's right," Aoi said. "Thank you for your luggage Miwa, change seems to be getting quicker, I think chances of changing clothes and towels probably do not exist anymore, it seems to be enough in time to bring it now"
"Do you understand, is there anything else you need next?" Asked Miwa.
"I can not think of it at the moment, I do not know how it will happen and how it will happen, nothing is necessary as it approaches the beast, I will contact you if I can think of it," Aoi said.
"There is an e-mail, I can make a phone call, as long as the battery is present," Miwa said. "Are not you scared? Are you alone in such a place?" Tanabe asked.
"Afraid, all the creatures of the mountains are like friends, grass, trees and animals," Aoi said.
Tanabe nodded and went into her thought.

"Why did you make this pond meeting place?" Miwa asked.
"This is the" stagnation "of this mountain, this is the place where the dragon goes to the ground towards the Ryu ga Ai, it is the entrance of the dragon"
Tanabe asked "What is a dragon?"
"A god of visiting," Aoi said.

"God ..." Mr. Tanabe muttered.

"When I compare reality with here, I feel a sense of incongruity, this is reality and the fake is like a fake, suddenly I feel that way," Miwa said.
"Both are reality," Aoi said.
"There are the table and the back in the world There is light and dark There are the world that can be seen and the invisible world like the Yin Yang"

"Aoi has a definite purpose, but Miwa said," I think about my reality in some way. "
"Perhaps Miwa's kindness toward me is now the power of me and Shiki.I have a healing wave of humans.It was taught by Miwa that Miwa's reality It surely leads to a place where there is no doubt, "Aoi said.

"That's fine, but this is a matter of course for friends.
You did not throw human beings away. "

"Really so," Aoi said. "The only thing I can do is to awaken the Tot, as it is a promise, it is reunited again by three parents and maybe that may be the function of human beings to regain the voice of Siki. I feel like I can not heal the shiki for me now.
"What do you mean?"
"The waves of the demons had weakened the shiki, it was myself that was tormenting the shiki," Aoi said.

"I do not know well, Aoi is blaming me?"
"When I remember one thing, I remember the circumstances that lead to it more and more.What I saw in my opinion what and how I came in. If I see the result of myself, I can see the cause of it As you can see the flowers, so that you can know the seeds, and that reason will come to you.The kind of reasons of causality is the cause of negative waves from me that weaken the shiki, "Aoi said .

"It's a negative wave, human society is full of such negative waves," Tanabe said.
"Yeah, long ago, humans have released negative waves, they do not resist desire, but they also have healing waves, just as if they contain Yin and Yang at the same time," Aoi said.

"Do you have light and darkness at the same time," Miwa asked.
"I think so, I am half, yin, that is only darkness, so it's a demon."
"But something, I think it's a bit different now, I feel that it's not just darkness."

"If you think so, if you think so, I'm changing, the soul, the soul will change with the body change, little by little, if I can, I want to heal Shiki, please shiki for me forever I want to make a remuneration, but I may be impossible because it is half, I think that it is only for people who have included Yin and Yang, "Aoi said.
"How can humans regain the voice of the shiki, can we do that?" Miwa said.
"I do not even understand now, but I think that Miwa is connected to it," Aoi said.

Shiki is vibrating.

"Miwa, do you feel the vibration of the shinke?"
"I do not know" Miwa tried to feel something trembling on the ground, but did not feel the ground swaying.
"Close your eyes, feel the energy of living things, you should feel the waves of the shiki there"

Miwa closed his eyes and entrusted himself to the world of sensation and sound. The sign of the living thing was felt there. There was a sign of miscellaneous overwhelming amounts of living things that did not feel in the city. Each one of the plants. An overwhelming amount of insect signs. Sounds of rustling and small animals. This world is full of living creatures. I am surrounded by living things.

I think the living things are connected and creating the whole. The connection of living beings felt in the mountains seems to be a wasteful chain.
Humans are truly part of the chain in them.
"The waves of the earth are inside of myself" Miwa felt so somewhat.

"Aoi said," We are interlocking. "

"I feel like understanding," Miwa said.

"I think I will be able to heal about the earth when Aoi becomes that beast"
"I hope so," Aoi said.
"Thank you Miwa, Tanabe ... I think it's better to go home soon, it's about time the dragon comes straight into the pond"

"I feel like seeing but I still feel good about it now," Miwa said.
"I do not want to see," Tanabe said.

The water in the pond seemed to increase its transparency. That transparency is also a reality.

Miwa told Tanabe, "Would you like to leave?"
"Try it," Tanabe said.
"Thank you" said Aoi.
"Tanabe said," See you again ".

They turned off the lights and got off the mountain.
Aoi disappeared into the bamboo grass.

The pond was clapping transparent water.

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