趣味で歌と小説と詩を掲載させていただいてます。

四季の輝き 第29話 Shine of the Four Seasons Episode 29




第29話


「タイムアフタータイムはやれる?」とユウは聞いた。
「いけますよ」とチッチは言った。
「うん、いける。チッチとよくセッションしてる曲だよ」とタナベは言った。
「あんたたち、結構渋いのやってるのねぇ」と真知子は言った。
「オッケイー! じゃあいきますか!」と美和は言った。
「ヤバそうだったらすぐに止めるからね」とユウは言った。

真知子の提案で四人は『喫茶まちこ』で演奏してみることになった。
「うちは母親の時代にはカラオケ大会やちょっとした演奏会みたいなものもやっていたの。小さいけど舞台もあるし、店の壁はバッチリ防音壁になってるの。古いけどドラムスのセットとアンプもある。私はちょっとどういう具合なのか見てみたいの。あんたたち、また懲りずに演奏をやるみたいだけど、大人が冷静に状況を一度見てみた方がいいと思うの」と真知子は言った。
「第三者に立ち会ってもらうのもいいかもしれない」とタナベは言った。四人はうなづきあって、真知子の意見を快諾した。
「このお店ってそんな感じだったの?」と美和が聞いた。
「見せかけだけの昭和レトロってわけじゃないのよ」真知子は店の看板をしまい、シャッターを半分下ろした。「これで誰も入ってこない」
「このセット相当年季入ってるけど、すごくよく手入れされてる」と美和が言った。
「そのドラムスのセットは父親のものなの。今もどこで何をやってるんだか知らないんだけど、ミュージシャンだからどこかの国で何とかして生きてるんだと思うわ。そのセットは多分とてもいいものよ、手入れはその当時の仲間の方が時々来てくれてオイルを差したり、皮を張り替えたりしてくれるの。そしてお返しに私はコーヒーをご馳走するの」
「うん、いいドラムスだよ」美和はスネアをスティックでコンコン叩きながら言った。「とても澄んだ高音。皮もいい色してる」
「ドラムスは時々叩いてやらないと木も皮も眠ってしまうらしいの。音を響かせて木や皮にそれを馴染ませるのが大切なんだって」と真知子は言った。
「ギターアンプもベースアンプも真空管ですよ。これも年季入ってますねー」とチッチが言った。

四人はそれぞれ自分のセットを終え、顔を見合わせた。


「私がしっかり見てるから大丈夫よ」と真知子が言った。「あんたたちが言ってることがもし本当なら、あんたたちだけに任せておけないでしょう」と真知子は言った。

「スローな感じでいこう。できるだけスローなテンポで」そう言ってユウはアカペラで最初の歌詞を歌った。

Lying in my bed I hear the clock tick,
ベッドに横たわって、時計の針の音を聞いてる
And think of you
あなたを想いながら

タナベがコードを弾き、ユウのテンポを確かめた。ユウの歌の色と自分のギターの色を確かめる。
チッチはユウとタナベが創り出す雰囲気に合わせてベースのリフを探る。少ない音数で二人を支える。
美和はハイハットだけでそのリズムを刻んでいたが、スティックをブラシに持ち替えてスネアの上を転がしてみる。ピンと張られた皮とブラシの毛がサラサラと澄んだ音を響かせる。
ユウは歌に優しく絡まってくる音を感じていた。「時の向こうで」。Time After Time の和訳にそう訳しているものがあった。シンディーは先へ行ってしまった自分を、時を超えてしまったような感じ方をしていたのかも知れない。同じ場所にいるのに、時を超えて違う世界にいるように感じるのかも知れない。
「時の向こうで」

音はその直後から聞こえてきた。
電子ピアノのような高音の和音。初めはぼんやりと響き、やがてその音は四人の演奏に合わせるように五人目の演奏者となった。
真知子は美和が意識を失っていることを確認した。首ががくりと垂れて身体だけが音に反応して動いている感じだ。一見すると目を伏せているように見える。
ユウがそれに気づいて真知子を見た。真知子は目で「もう少し様子を見よう」と合図した。ユウはなんとなくそれに気付き、歌を続けた。


美和は音が聞こえ始めると、自分の中の思考が止まっているのに気づいた。演奏の音は聞こえている。身体を動かしている感覚もある。思考を止められて、なにかを受け入れることを促されているようだ。意識は完全に演奏の外にいた。


獣が草原に立っていた。
「葵? 葵なの?」と美和は獣に向かって言った。
「違う。私は美和。違う次元のあなたよ」と獣は言った。
「違う次元? あなたは私なの?」
「そうよ。あなたの中に存在するあなた。あなたの本来の姿よ」
「私も獣なの? 葵だけじゃないの?」
「私たちはみんな同じ姿なの。あなたも、あなたのお友達も」
「私はなぜこんなところにいるの? あの音は何なの?」
「あの音はあなたとコンタクトを取るための入り口の音なの。意識をちょっとの間借りるための音なの。あなたをここに呼んだのは、実際の私の世界ではあなたに会えないからよ。実際の世界ではあなたは一人しかいない。もう一人の自分に会えるのは意識の世界だけなの。
実際の世界でのあなたのガイドは『魂の双子』なの。あなたはまだそのことには何も気づいていないし、気づくにはまだ早すぎるかもしれない。
あなたの世界では時間がどんどん流れていく。止めることも遅らせることもあなた達にはできない。でもあなた達のその音はその流れを変えられる。それを伝えたいの」
「私たちの音? バンドの演奏のこと?」
「そうよ。葵が心惹かれたこと。演奏。 私たちの世界には物質がないから、演奏がどんなものなのかわからない。経験した葵にしかわからない。
千年前、葵は私たちの世界からあなた達の世界に行くことに決めたの、記憶を全部無くしてね。なぜそんなことをするのかって聞いたら、あなた達の世界が心配なんだって言っていた。
それに私たちはあなた達の世界には干渉できるの。あなた達は私たちの世界には干渉できない。それは次元の違いの話なの。
葵は『業』という決まりごとにその『設定』をして記憶を無くした。『設定』による学びを終えた後に目覚めが来るようにしたの。そして記憶を取り戻して、自分を知り、本来の生きる意味を思い出すの。そして『設定』通りその『業』に苦しみながら千年を生きたの。『本当に同情するのならその世界に生まれ、その世界で苦悩しなければその世界はわからない。それでしかその世界で生きている意味を思い出せない』そう言っていた。葵はそうやって思い出したの。
私は葵からあなた達の世界の人間の苦悩を聞いた。リアルな苦悩だった。あなた達の世界は矛盾や理不尽やしがらみなんかで不自由な世界になっている。その苦悩は『悲惨』という現実も生み出している。私たちは話し合ってあなたたちにコンタクトすることにしたの。そして今、私たちはあなた達を覚醒へと導いているところなの」
「覚醒?」
「本来の自分に戻ることよ。心の声に従って生きること。知識を頼りにしないこと。自分は素晴らしい存在なんだと気づくこと」
「本来の自分。この私じゃなくって?」
「そのあなたは古い自分よ。バージョンを上げていくのよ、パワーアップするみたいに。そしてそのためにはあなた達の演奏が必要なの」
「バージョンアップと演奏がどんな関係があるの?」
「あなた達の演奏は互いを生かしあっている。役割を理解して、調和して一つになっている。シキの歌と人間の歌が歌われるの。あなた達の世界が大きく変化しつつあるの、あなた達の歌と供に」
「シキの歌と人間の歌?」
「その時が来ればわかる。私たちは一人づつコンタクトしていくことにしたの。あなたのお友達にもそのうちセッションが起こるわ」
「一人づつにコンタクト?」
「そうよ、こちらの世界の人間が一人づつ、あなたたちの世界の自分に直接コンタクトしていくの。本当は宇宙船でそっちの世界に行ってもいいんだけど、色々と面倒なことが起きるし、今は直接あなたたちの意識にコンタクトしていくのがいいと判断したの。だからあなたのお友達もそのうちこちらの世界の自分から何かのメッセージを受け取るはずよ」
「それは私たちの世界の人間全員に何かメッセージが送られるということ?」
「そうよ、大切なメッセージよ。心の声や夢でそれを受け取るのよ。私たちがあなたたちにコンタクトする時は大抵がひらめきや直感や夢という形でそれを伝える。もしも瞑想をするならその時に受け取ったものは私たちからのメッセージなの」と獣は言った。「自分からのメッセージが私たちからのメッセージよ」


タナベとチッチも美和の意識がないことに気づいた。しかし体は音を認識してリズムを刻んでいる。曲の進行も捉えている。美和を除く四人は目で合図しあった。「とりあえずこのまま続けてみよう」四人はなんとなくそれを確認しあった。


ユウは歌に集中した。
Time After Time「時の向こうで」 すれ違う心。「想いはいつもすれ違うものなんだな」とユウは思う。「想いは時を超えてしまったように、まるで違う世界に向かって投げかけているようだ。受け取るものはいない」。目の前にいるはずの誰かは、まるで鏡の中にいるように、いくら呼びかけても声は届かない。「時の向こうで」時間は別々に流れている。
同じ世界にいるのに、まるで違う世界にいるようだ。

「私は歌いながら何を考えているんだろう」思考と言葉が別のことをしている。
別々の世界にいる。

私は時間と世界のことを考える。想いがすれ違う時、それは世界がすれ違っているのかもしれない。平行線の世界。どこにも交わる時がない。

真知子は手を上げて「一度止めよう」という合図を送った。
三人はそれを見て曲の途中で不意に演奏を止めた。ギターとベースの弦の震えが余韻としてノイズのように響いている。
その音が止まると美和もリズムを刻むのをやめた。電子ピアノの音も消えていた。美和はぼんやりと顔を上げた。
「大丈夫?」と真知子は声をかけた。
「うん、大丈夫。ここは地球よね? 私、違う星に行っていたみたい」と美和は言った。







Episode 29


"Yuu asked," Can I have time after time? "
"I can go", said Titchi.
"Yeah, I can go, it's a song that is singing well with Chitchi," Tanabe said.
"You guys are doing quite astray," Makiko said.
"Okay! Will you go?" Miwa said.
"I will stop as soon as it seems so," Yu said.

In the proposal by Mashiko, the four people decided to play with "Tea ceremony".
"We used to do something like a karaoke competition or a small concert in our era of mothers.It is small but there is a stage, the walls of the shop are soundproofing.It is old but there is a set of drums and amp I'd like to see a little bit about what you are doing, you seem to play without discrimination, but I think that adults should try to see the situation calmly, "Makiko said.
"It may be nice to have a third party present," Tanabe said. Four people nodded and accepted Makiko's opinion.
"Did this shop feel like that?" Miwa asked.
"It is not a Showa retro only appearance." Machiko got out of the store sign and shut down the shutter half. "No one comes in with this"
"This set is equivalent to this set, but it is in very good condition," Miwa said.
"The set of drums belongs to my father, I still do not know where and what I am doing now but I think that I am somehow alive in some country because it's a musician. That set is probably very good Okay, the colleagues of that time come from time to time to put oil and change the skin, and in return I will treat the coffee. "
"Yeah, it's a nice drum," Miwa said while striking the snare with a conch. "A very clear treble.The skin is also nice color."
"It seems that trees and skins will fall asleep unless you play drums from time to time." It is important to let the sound echo and make it familiar with trees and skins, "Makiko said.
"Both the guitar amp and the base amp are vacuum tubes, this is also in the year," said Chitchi.

Four people finished their own sets and looked at each other.


"I'm watching firmly, so I'm OK" Makiko said. "If you are what you are saying, you will not be left alone to you," Makiko said.

"Let's feel slow, with a slow tempo as much as possible" Yu sang the first lyrics in the a cappella.

Lying in my bed I hear the clock tick,
I am lying in bed and listening to the sound of the clock hands
And think of you
While thinking of you

Tanabe played the cord and confirmed the tempo of Yu. Check the color of Yu song and the color of your guitar.
Titchi explores the riff of the base according to the atmosphere Yu and Tanabe create. Support two people with a small number of sounds.
Miwa had carved that rhythm with only Hihat, but I switched the stick to a brush and rolled over the snare. Pinned skin and brush hair make a sound clear and distinct sound.
Yu felt the sound which gently entangled with the song. "Beyond the Time". There was something that translated into the Japanese translation of Time After Time. Cindy may have done the way he felt like going beyond the time he had gone ahead. Although you are in the same place, you may feel that you are in a different world beyond time.
"Beyond Time"

Sound came on just after that.
A chord of treble like an electronic piano. In the beginning, it sounded idly, and eventually the sound became the fifth player to adapt to the performance of the four players.
Mashiko confirmed that Miwa lost consciousness. It is a feeling that the neck is hanging and it is moving only the body in response to the sound. At first sight it looks like he is frowning.
Yu noticed it and saw Mashiko. Mashiko signaled "Let's see a little more" with eyes. Yu noticed it somehow and kept on singing.


When Miwa began to hear the sound, I noticed that my thoughts had stopped. I hear the sound of the performance. There is also a feeling that the body is moving. It seems they are urged to stop thinking and to accept something. The consciousness was completely out of the performance.


The beast was standing on the meadow.
"Aoi? Aoi?" Miwa said to the beast.
"No, I am Miwa, you are of a different dimension," the beast said.
"Different dimension - are you mine?"
"Yes, you in you, your true figure"
"Is I also a beast, is not it just Aoi?"
"We are all the same figure, you and your friends"
"Why am I in such place? What is that sound?"
"That sound is the entrance to get in touch with you.This sound is for borrowing consciousness for a moment.I called you here because you can not meet you in my real world. In the world of you there is only one person, it is only the world of consciousness to meet the other person
Your guide in the real world is "twins of the soul". You have not noticed anything about it yet and may be too early to notice.
Time runs steadily in your world. You can not stop or delay. But that sound of you can change that flow. I want to tell it. "
"Do you play sounds of our band?"
"That's what Aoi attracted, playing. Because there is no substance in our world, I do not know what the performance is like. I only know the Aoi that I experienced.
A thousand years ago, Aoi decided to go to your world from our world, please lose all your memory. When I asked why such a thing would do, I told you that you are worried about your world.
And we can interfere with your world. You can not interfere with our world. That's a story about the difference in dimension.
Aoi made its "setting" every rule "business" and lost memory. I tried to awaken after finishing learning by "setting". And I regain my memory, I know myself, I remember the original meaning of life. And living a thousand years while suffering from that "work" as "setting". "If you truly sympathize, you are born in that world and you do not know the world unless you suffer in that world. That only makes me remember the meaning living in that world. Aoi remembered that way.
I heard the human suffering of your world from Aoi. It was a real distress. Your world has become inconvenient, contradictory, unreasonable and distorted. The distress is also creating the reality of "misery". We talked and decided to contact you. And now we are leading you to awakening.
"Awakening?"
"To return to your original self, to live according to the voice of the mind, not to rely on knowledge, to notice that I am a wonderful existence"
"My original self, is not this me?"
"You're an old man, I'm going to raise the version, it's like powering up, and for that you need your playing"
"What is the relationship between version up and performance?"
"Your performance keeps each other alive, Understanding the roles, it is unity in harmony.Siki's songs and human songs are sung .. As your world changes dramatically There, with your songs "
"Shiki's song and human song?"
"I know that time will come, we decided to contact one by one, sessions will happen to your friends"
"Contact one by one?"
"Yes, people in the world of this place will contact each other personally in your world directly.While it's okay to go to that world with a spaceship, but various troubles will occur , I judged that it is better to contact your consciousness directly now, so your friends will receive something from myself in this world soon.
"Is that a message sent to all of us in our world?"
"Yes, important message, I will accept it with my voice and dreams, when we contact you you usually tell it in the form of inspiration, intuition and dreams, if you meditate What I received at that time is a message from us, "the beast said. "Your message is from us"


Tanabe and Chitch also noticed that there was no consciousness of Miwa. However, the body recognizes the sound and carves the rhythm. It also captures the progress of the song. Four people excluding Miwa were signaled with eyes. "Let's continue this way for now" Four people confirmed it somehow.


Yu concentrated on the song.
Time After Time "Hearts passing each other" The passing heart. "Yuu thinks that" the feeling always passes with each other ". "It seems that my feelings are casting towards a different world, as though the times have passed, there is nothing to receive." Someone who is supposed to be in front of you, as if you are in a mirror, no matter how much you call out, your voice does not reach. "Time beyond time" flows separately.
Although he is in the same world, he seems to be in a different world.

"I wonder what I am thinking while singing" Thinking and words are doing different things.
I am in a different world.

I think about time and the world. When the feelings pass each other, it may be that the world is passing each other. The world of parallel lines. There is no time to cross anywhere.

Mashiko raised his hand and sent a signal saying "Let's stop once."
Three people unexpectedly stopped playing while watching it. The trembling of the strings of the guitar and bass echoes like noise as a lingering finish.
When that sound stopped Miwa also stopped carving the rhythm. The sound of the electronic piano also disappeared. Miwa abruptly lifted his face.
Meiko called out, "Are you OK?"
"Yeah, it's okay, this is the Earth, is not it? I seem to have gone to a different star," Miwa said.

四季の輝き 第28話 Shine of the Four Seasons Episode 28




第28話


「喉のチャクラに神様が降りてきて、それで『大いなるもの』とつながるんだ」とサリは言った。
「『大いなるもの』とは一体何なんだ?」とサカウエは聞いた。
「『大いなるもの』は我々が帰るところだ。人生という学びを終えて魂が帰る場所なんだ」とサリは言った。「そこと繋がるには喉のチャクラを震わせるんだ。
音声とリズム、まるで歌のようだ、不思議なリズムの歌」
「それを君は自分で発見したのか? その歌を?」とサカウエは聞いた。
「その歌は先祖代々受け継がれてきた歌なんだ。この村のものだけが知っている。この村には神と繋がって生きてきた暮らしがある」とサリは言った。「コーヒーを飲むかい?」
「ぜひ、ごちそうになる」とサカウエは言った。

サリは焚き火にナベをかけて炭を起こし、木の枝に火をつけた。乾燥した枝は勢いよく燃え上がりナベの水を温めた。
まったりとしたナベの水はこの辺りの湧き水だ。
サリたちの村はその湧き水をとても大切にしていた。
「この水はこの村の命をつなぐ源なんだ。この水は宇宙からのエネルギーなんだよ」とサリは言った。
「そういう暮らしをしている村はもう少ない、ほとんど残っていないと言ってもいいくらいだ。探すのに苦労した、何せ人に聞くしかないんだからな」とサカウエは言った。
「僕たちは自給自足だし電気もガスも要らない。必要なものは周りの山や川に行けば全て揃う。布や紙も自分たちで作っている。いろいろな仕事があるから皆は自分の得意なことをやる。畑をやりたかったら畑をやる。釣りに行きたかったら釣りに行く。僕はコーヒーをつくりたいからコーヒーをつくっている。それもとびきり美味いコーヒーだ」とサリは言った。
「楽しみだな、ようやくその幻のコーヒーが飲めるのか、たどり着くまでに2年半かかった。何せ人の記憶や情報なんて、どこでどうねじ曲がっているか分からないからな。本当に苦労したよ」とサカウエは言った。

二人は小さな焚き火を囲んで、小さな木の椅子に小さなクッションを敷いて座っていた。
そのクッションには独特の模様が刺繍されていた。
「この模様は言い伝えの言葉だ。この村は代々、言い伝えを模様にして、その技術を親から子へ伝えている」とサリは言った。「君みたいな人間には初めて会った。街にはもうまともな人間はいないと思っていた。世界にはもうまともな村は残っていないのか?」とサリは聞いた。
「残念ながらもうほとんど残っていない。開発が山奥まで進んでいる。インフラが網の目のように拡がっている。ピュアな湧き水も残り少ないと思う」とサカウエは言った。
「残念なことだ。村のレイに明日にでも聞いてみよう、このところ大気が変わっていると言っていた。レイは未来が見えるんだ、もし君の言うことが本当なら、大地が眠ってしまうかもしれない」とサリは言った。
「同じような言い伝えは他の村にはないのか?」とサカウエは聞いた。
「分からない。僕はこの村をほとんど出たことはない、街に何度か行ったことがあるだけだ。世界がどうなっているのか見たかったんだ、世界は僕が思っていたよりずっと罪深くなっている」とサリは言った。
「その通りだ、罪深い。そして全く自覚がない。地球が眠るという言い伝えはいつ、どんな風にということはわかるのか?」
「それは言い伝えには書かれていない。言い伝えには大きな変化には二つの道があると書かれている。そしてその道の歩み方や入り方が書かれている。『地球が眠るとき、その道は大きく開かれる』とある。いよいよその時が来たのかも知れない」とサリは言った。

ナベの中のお湯が沸き、布で包んだコーヒー豆を木の棒で荒く潰してそのままバラバラとナベに入れた。コーヒー豆はナベの中でゆっくりと味と香りをお湯に溶かしていった。
まったりとした新鮮な水は赤い焚き火の火で沸々と湯気を上げた。コーヒー色に黒く染まっていく。
「ちょうどいい頃合だ」とサリは言ってナベのコーヒーを布で濾して竹のカップに注いだ。
「とてもいい香りだ」とサカウエは言った。
「僕はこの豆を何年もかけて育てたんだ。どんな植物も飢餓状態には強い、甘やかさずに育てると、とても強い豆ができるんだ。生命力のぎゅっと詰まった豆がね」とサリは言った。「飲んでみるといいよ」

サカウエは竹のカップに入ったコーヒーを手にとって、もう一度香りを確かめてから一口飲んだ。口に入れた瞬間から芳醇な香りが口いっぱいに広がり鼻に抜けていく。「とてもいい香りだ。この温度でこの香りがあるなら、冷めればもっと香りが立つだろう」とサカウエは言った。
「コーヒーは温度の変化と共に味や香りが変化する。僕は常温の時の味と香りが一番好きだけどね」とサリは言った。
二人はしばらく黙ってコーヒーを飲んだ。焚火の火はゆらゆらとゆっくりと燃えていた。
立ち上る煙を追って空を眺めると、そこには満天の星空が広がっていた。
「あれが宇宙だよ。そしてもう一つ、僕たちのハートの中にも宇宙がある。両方の宇宙はいつも繋がっている。心の宇宙は世界を創り出す。『地球が眠るとき、その歌を歌え』と言い伝えには書かれている。『地球と我々は共に世界を渡る』『人間の歌と地球の歌が共に歌われる』と、その時が近づいているのかも知れない」とサリは言った。






Episode 28


"God comes down to the throat chakra, so it connects to" the great one ", Sari said.
"What is it" big thing "?" Sakae asked.
"The great thing is where we return, a place where the soul returns after learning of life," Sari said. "To connect with it, I will shake my throat chakra.
Voice and rhythm, like a song, a song of magical rhythm
"Have you discovered it yourself?" Asked Sakae, "Do you think that song?"
"The song is a song that has been inherited from the ancestors, only the things in this village know, there is a life living in this village connected with God," Sari said. "Would you like some coffee?"
"By all means, it will be a feast," Sakae said.

Sari wielded charcoal on a bonfire and set fire on the branches of the tree. The dried branches burned vigorously and warmed the water of the pan.
The chilly water of the pan is spring water around here.
The villagers of Sari valued the spring water very much.
"This water is the source of the life of this village, this water is the energy from outer space," Sari said.
"There are few villages that are living like that, it's almost impossible to say that they are almost left out, because it's hard to find, there's no choice but to ask people anything," Sakae said.
"We are self-sufficient, we do not need electricity or gas, we need everything if we go to the surrounding mountains and rivers, we have all the cloth and paper we make.With various kinds of work everyone is good at ourselves If you want to do the field, I will go to the field and if you want to go fishing I will go fishing because I want to make coffee so I am making coffee, which is also a very good coffee, "Sari said.
"It's fun, it only took two and a half and a half to reach that phantom coffee at last ... I do not know where and how the screws are bent, no matter what, I really suffered," Sakae Said.

They surrounded a small fireworks and sat on a small wooden chair with a small cushion spread.
A unique pattern was embroidered on the cushion.
"This pattern is a phrase of saying: This village is communicating its skills from parent to child for a period of time in a pattern of lore," Sari said. "I saw you like a human for the first time, I thought that there are no better people in the town, there are no decent villages left in the world yet?" Sari asked.
"Unfortunately there is almost no more left.The development is progressing to the mountains.The infrastructure is spread like the eye of the net.I think that there is little pure spring water," Sakae said.
"Unfortunately, let's listen to the village Ray even tomorrow, he said that the atmosphere has changed a while, Ray can see the future, if you really are what the earth is asleep It may be, "Sari said.
Sakae asked, "Is there a similar legend in other villages?"
"I do not know, I have never gotten out of this village, I've only been to the city several times.I wanted to see what the world is like, the world is far more sinful than I thought "Sari said.
"It is true, it is sinful, and there is no consciousness at all. When and how do you know the legend that the earth sleeps?"
"It is not written in the legend, the legend states that there are two ways to make a big change, and the way of walking and entering that way is written:" When the earth sleeps, It will be wide open. "It may be that time has come," Sari said.

The hot water in the pan was boiled and the coffee beans wrapped with cloth were crushed roughly with wooden sticks and put in pieces as they were. Coffee beans slowly melted taste and scent into hot water in the pan.
The chilled and fresh water boiled steamily with a red bonfire fire. It dyes black with coffee color.
"It's just right time," Sari said, cloaked the coffee of the pan, and poured it into a bamboo cup.
"It's a very good scent," Sakae said.
"I bred this bean over many years, any plants are strong against starvation, when raised without spoiling, they can produce very strong beans, which is a tightly packed bean of life force," says Sari Said. "You should try drinking"

Sakae used a coffee in a cup of bamboo, checked the fragrance again and drank a bite. From the moment I put it in my mouth, a mellow aroma spreads through my mouth and passes through my nose. "It is a very good scent.If there is this scent at this temperature, it will smell more as it cools down," Sakae said.
"Coffee changes taste and scent with temperature change, I like the taste and smell at room temperature the most," Sari said.
They kept silent for a cup of coffee for a while. The fire of the fire was burning slowly and slowly.
Following the rising smoke and looking at the sky, there was a sky full of sky.
"That is the universe, and another, there is the universe in our heart.Both cosmos are always connected, the universe of the mind creates the world" When the earth sleeps, sing that song "It is written in the legend that" The earth and we cross the world "," It is likely that the human singing and the song of the earth are sung together ", Sari said," .

四季の輝き 第27話 Shine of the Four Seasons Episode 27




第27話


「あなたの説明の中に設定っていう言葉が出てくるけど、それがよくわからないわ」と貴子は言った。
「君たちの世界は三次元の世界なんだ。そこには様々なルールや設定がある。
『決まりごと』は君の世界の特徴なんだ。生き物の体の仕組みや関連性、引力や時間という『決まりごと』があり物質という幻想を追う、という意識を持っている。設定とルールの世界とも言える。
でも君たちの文明より前の文明の人間たちはその次元を超えて暮らしていた。次元は場所じゃないんだ、人間の意識のことだよ」と葵は言った。
「ではこの世界はなに?」
「この世界は五次元の意識の世界なんだ。あたしや、君にとっての五次元。設定は自由なんだ。好きなように変えられるし全部なくすこともできる。設定をなくせば空も飛べるし水にもずっと潜っていられる」
「私の意識のレベルをその次元まで高めるということ?」
「そういうこと。君たちの世界はある意味崩壊しつつある。環境も意識もコントロールされている。でも人為的なコントロールでは持続不可能な世界しか創れない。生態系は人為的に創れない。行き着くところは破滅しかない。でも次元は場所じゃない。君たち人間の意識が覚醒していけば、君たちの世界は高次元の波動で満たされる、ルールも設定も時間もない世界になるんだ」
「それは具体的にどういうことなのかしら?」
「君たちの世界が救われるってことだよ。破滅的な未来から真逆の未来へ。でもそれは勝手にはやって来ない、それは君たちの選択にかかっているんだ。君たちに唯一残された自由だ」
「私は目覚めることを選択したい。それが自分の探していたことかも知れない。私の世界のために何かできるかも知れない」
「よかった。その言葉が聞けて嬉しいよ。君はもう本来の自分に目覚めつつあるみたいだね」と葵は言った。






「ちひろはもう学校へは行かないの?」と凛太朗は聞いた。
「学校に行くことはもう考えてない。私は、学校で教わることはもう何もないと感じるの。私は誰かみたいになるんじゃなくて、もっと私になるの。そんなことを学校では教えてくれない、学校は自分じゃない誰かみたいになれって教えてる。私はもっと自分のために生きたいの」
「僕もそう思う。僕も僕を生きたい」
「今日の空気は綺麗ね、いい香りがする。凛太朗くんは風や水や、木や草が輝いて見えることはないの?」
「そういう風に見えることはないよ。でもとても感じる、花はいつも僕を癒してくれる」
「お花が凛太朗くんを助けているのね。私もこうしてお庭を見ているのが好き。空や雲を見るのも好き。みんなが私を助けてくれている気がする」
「本当にそうかも知れないね、僕はほとんど部屋の中しか知らなかったけど、ここにきて庭を見ていたら不思議なつながりも感じる。説明できないけどなにか、つながってるって思うんだ」
「つながってるっていうことを感じている人は少ないと思う。切り離されてるって感じる人がほとんどなんじゃないかな、孤独を感じるのはそんな人なんじゃないかと思うの」
「ちひろは一人でも孤独を感じないんだね」
「そうだね全然寂しくはないよ、私は一人が好きだし、貴子さんみたいに自分を理解してくれる人がいてくれればそれでいい、お友達もとっても少なくていい」
「そうだね、僕もそう思う。学校はすごくごちゃごちゃしててちょっと疲れてしまう、みんなが作り出す雰囲気に馴染めない。自分は何なんだろうっていつも思う」
「その答えを私も探しているの、私はなんなんだろうって。絵を描いていたらそれがわかるかも知れないって思うの」
「僕はちひろの絵が大好きだよ、花を見ているみたいな気分になるんだ、とっても癒される」
「嬉しい、私は木や草の癒しを描きたいの、風や水の癒しを描きたい。その輝きを絵にしたいの」とちひろは言った。






Episode 27


"There is a setting or rule in your explanation, but I do not really understand it," Takako said.
"Your world is a three-dimensional world, where there are various rules and settings
"Every rule" is a characteristic of your world. It has the consciousness that "there is" every decision "such as the structure and relevance of living beings, attractiveness and time, chasing the illusion of matter. It can be said to be the world of setting and rules.
But the people of civilization before your civilization lived beyond that dimension. Dimension is not a place, it is human consciousness, "Aoi said.
"So what is this world?"
"This world is a world of five-dimensional consciousness.It is five dimensions for you.The setting is free.You can change it as you like and lose it all.If you lose setting you can fly the sky and water It can be dive all the way. "
"To raise my level of consciousness to that dimension?"
"That's what your world is collapsing in a sense, the environment and consciousness are controlled, but artificial controls can only create a world that is not sustainable, ecosystems can not be artificially created. There is only ruin but the dimension is not a place.When the human consciousness awakens, your world will be filled with high dimensional wave, no rules, no time, no time will be in the world. " /> "What exactly is that?"
"That your world will be saved, from a catastrophic future to a truth-to-future future, but it will not come on its own, it depends on your choice.The only one left for you ''
"I want to choose to wake up, it may be what I was looking for, something I could do for my world"
"Good, I'm glad to hear that word, you seem to be awake to the original self," Aoi said.






Rintaro asked, "Is not Chihiro going to school any longer?"
"I do not think about going to school anymore, I feel that there is nothing to teach at school anymore I will not be like someone, I will become more I teach such a thing at school I will teach you that I will become like someone who is not myself, I want to live for myself more.
"I think so, I want to live my life."
"Today's air is beautiful, it smells nice. Rintaro-kun does not have winds, water, or trees and grass shining brightly?"
"There is nothing that looks like that, but it feels so much, the flowers will always heal me."
"Ohana is helping Rin Tarou, I like to watch the garden like this, I also like to see the sky and clouds, I feel that everyone is helping me." /> "I guess that might be true, I know mostly in the room, but if I come here and watch the garden I also feel a strange connection, I can not explain, but I think that something is connected." /> "I think that there are few people who feel that they are connected, that there are few people who feel they are separated, that I feel such loneliness is such a person.
"Chihiro does not feel lonely alone"
"That's right, I'm not lonely at all, I like one person, if there is someone who understands me like Takako-san, that's OK, and my friends are very few."
"Yeah, I think so too, school is so cluttered with a bit of tiredness, I can not adapt to the atmosphere that everyone creates. I always think what I am"
"I am also looking for the answer, I wonder what I'm supposed to know if I draw a picture"
"I love Chihiro's painting, it feels like I'm looking at flowers, I feel so healed."
"I'm happy, I want to draw the healing of trees and grass, I want to paint the healing of the wind and water, I want to paint that shine," he said.

四季の輝き 第26話 Shine of the Four Seasons Episode 26




第26話


「そして次に意識について説明しておく」と葵は言った。「意識は触覚のようなものなんだ。飛ばしたり、向けたり集中したり、合わせたりする。魂が得た個性を元に判断し選択する。選択は人間が持つ自由の証なんだ。誰もがどんな状況でも選択をすることができる。逆境のどん底にいても希望を持つという選択は自由だ。そして現実は意識が創りあげる。 意識は創造性もつかさどっている」
「意識というのは意志とも関係しているのかしら?」
「もちろん意志とも関係している。選択をするときに意志は大きなエネルギーになる。意識はエネルギーも生み出すんだ」

「そして次に精神の説明をしておく」と葵は言った。「精神は肉体に宿るもの。精神と肉体は常に連携している。精神が肉体を動かしている。精神がダメージを受けると肉体もダメージを受ける。そして精神は肉体と魂をつなぐ伝達器官なんだ。統一することで全てを一つにつなぐ」
「死ぬと精神はどうなるの?」
「精神は肉体に宿る。肉体が消えると精神も共に消える」と葵は言った。

「次に心について説明しておく」と葵は言った。「心はすべての源なんだ。心こそ全てなんだ。心は全てのものに込められる。『気』を使って配れる。いくらでも無限にエネルギーが湧いてくる。『大元』と同じエネルギーだ。膨大で深い『愛』のエネルギーなんだ。全てを包んで許すことができる。深い慈愛で全てを包むんだ」
「私たちの世界では心はいつも不安定で揺れていて何かを渇望している。心が満たされている人は少ないかもしれない」と貴子は言った。
「幸せは心の持ち方一つなんだ。本当にそれだけなんだ。不幸は思考がもたらすんだ。心の声に従って、心が喜ぶことを選択していくんだ。瞬間、瞬間をそうやって選択していくと意識や精神と連動して描いていた『想い』が現実になっていく。心を解放して、心の声を聞き、心を満たしてあげるんだ。それが今、君たちにとって必要なことなんだ。心の充実や安定は素晴らしい世界を創造する。それは心の持ち方一つで決まるんだ」

葵はそう言うと一呼吸置いた。しばらく、二人は沈黙の中に身を置いた。
「今の言葉は単なる言葉だ。君はそれを聞いて選択する。選択は自由だ。どんな時でも誰もそれを奪えない。自由はいつでもそこにある」と葵は言った。

そして続けてこう言った。

「あたしたちの暮らしはとてもシンプルなんだ。荷物は何もない。子育ての時以外には家もない。水を飲む時は水が飲める場所まで移動する、水を飲もうと思って実際に水を飲むのは数十分後だったり数時間後だったりする。まずは飲める水がある場所を見つけなくてはいけない」
「あなたたちは水は飲むの?」
「水は飲む、水はシキを潤し生き物を潤す。体内と体外を巡るエネルギーなんだ。肉体はそのほとんどが水でできている。内なるエネルギーは外なるエネルギーにつながっている。でも水の話がしたい訳ではないんだ」と葵は言った。
「今度は忘れなかったのね」
「ちょっとやばかった、エネルギーの話をしてしまうところだった」と葵は言った。
そして続けた。「君たちは恐れを取り払う方法や何かを得る方法を知りたいと思っている、君は、君の闇が君の望む現実を破壊してしまうのを恐れている。君の望む現実は何かを得たり、何の恐れも抱かなかったりすることだよね、それには物質的な事柄と精神的な事柄とがある。物質的な何かを得る事と精神的な何かを得ることだ。恐れにも同じように物質的事柄と精神的事柄がある。物質的に何かを失う事と精神的に何かを失う事だ。君のこの喜びや悲しみは、何かを得る事だったり、何かを失う事だったりする。この世界にはそれがないんだ」
「それがない? つまり何かを得るとか、何かを失うとかっていうこと?」
「そうなんだ。あたしたちは何も得ないし、何も失わない。ただ生きているだけなんだ。生きることが目的だからね。水を飲むことが目的だし、走ることが目的なんだ、それ以外に目的がない」
「私たちの世界ではそれだけでは生きていけないの。それは目的にさえなっていない。目的はもっと、ただ生きること以外の事なの」
「そうだね、皆それを目的にしている。それが常識と呼ばれている。でもそれは常識じゃない。それを常識にしてしまうと何かを得ないと幸せではないことになってしまう。何かを失った時に不幸を感じる。生きることを目的にすれば、何も得ないし、何も失わなくなる。その必要がなくなるんだ。そして常にニュートラルにいる。二極の真ん中にいる。どちらでもない場所にいる。そこは幸福でも不幸でもない。幸福も不幸も思考が創り出す。思考で生きると二極になる。直感やひらめきで生きるとニュートラルになる。君をニュートラルにしてあげられるようにあたしたちはガイドしているんだ」
「あたしたち?」
「あたしや他のガイド達だよ、この世界は全員がガイドなんだ。昼間にあった美和もガイドなんだ、君の世界の美和のガイドなんだよ」
「そうなのね、でも何かとても難しい気もする」
「今は全部わからなくていいんだ。思考を止めるんだ。直感で判断するんだ。そうするとだんだんわかってくる。水を飲む行為が至福に変わるんだ。あたし達はそのために生きている」と葵は言った。






第 26 話


"And then I will explain about consciousness," Aoi said. "Consciousness is like tactile sensation, skipping, turning, concentrating and matching, judging and selecting based on the personality that the soul gained, the choice is a proof of freedom of man. You can make a choice in any situation, even if you are in the bottom of adversity you have the freedom to have hope, and reality creates consciousness. Consciousness is also responsible for creativity. "
"Does consciousness also relate to will?"
"Of course, it is also related to the will, the will will be a big energy when choosing, the conscious will also produce energy."

"And then I will explain the spirit," Aoi said. "The spirit is a thing that lives in the body, the spirit and the body are always coordinating, the spirit is moving the body, the body is damaged when the spirit is damaged, and the spirit is a transmission organ connecting the body and the soul Unify to connect everything together. "
"What will happen to the spirit when you die?"
"The spirit lives in the body, Aoi said," When the body disappears, the spirit also disappears. "

"Next, I will explain about your heart," Aoi said. "The mind is all the source, the heart is everything, the mind can be put in everything, it can be distributed using" Qi "Energy is infinitely gushing, it is the same energy as" Oyama ". It's enormous and deep 'love' energy, it can be forgiven by enclosing everything, wrapping everything with deep love.
"In our world our hearts are always unstable and swinging and are thirsting for something - few people may be filled with heart," Takako said.
"Happiness is only one way to hold a mind.That is the only way it is.The misfortune is brought about by the thought.To select the things that the heart rejoices according to the voice of the mind.Select the moment, When you go, "the thought" that was drawn in conjunction with consciousness and spirit will become reality. Liberate your mind, listen to the voice of your heart and satisfy your heart Now that is necessary for you guys Enrichment and stability of mind creates a wonderful world, it is determined by one way of holding mind. "

Aoi put a breath as I said so. For a while, they left themselves in silence.
"The word now is just a word, you listen and choose it, the choice is free, no one can take it at any time, freedom is always there," Aoi said.

And then I said like this.

"Our lives are very simple, there is nothing to do with luggage.When I drink water I move to where I can drink water, I thought about drinking water actually water It is several ten minutes later or several hours later to drink. First we have to find a place where we can drink.
"Do you drink water?"
"Water drinks, water moistens spots and moisturizes living things, it's the energy going around the body and the body, most of the body is made of water, although the internal energy leads to external energy, but the talk of water I do not want to do it, "Aoi said.
"You did not forget this time"
"It was a bit nervous, it was about to talk about energy," Aoi said.
And continued. "You want to know how to get rid of fear and how to get something, you fear that your darkness will destroy the reality you want.What is the reality you want? To get things or not to fear anything, there are material things and spiritual matters, it is to get something material and get something mental. There are also material things and spiritual things in fear as well.It is to lose something physically and to lose something mentally.This joy or sadness is getting something It is to lose something, there is not it in this world. "
"There is not it? That means that you get something or lose something?"
"Yes, we do not get anything and we do not lose anything, just being alive, the purpose is to live, the purpose is to drink water, the purpose is to run, besides that There is no purpose "
"In our world that alone can not live, it is not even a purpose, the purpose is more than just living"
"Yeah, everyone, it's purpose, it is called common sense, but that is not common sense If you make it common sense you will not be happy unless you get something. I feel unhappy when I lose something I do not get anything and I will not lose anything if I aim to live.It need not be.I am always in the neutral.I am in the middle of the two poles.Nothing Being in the place, there is no happiness or unhappiness.The thought creates happiness and unhappiness.When you live by thinking you become bipolar.I live in intuition and inspiration become neutral.We will be able to make you neutral. I'm guiding it. "
"We?"
"I and other guides, everyone is a guide in this world, Miwa who was in the daytime is also a guide, it's a guide to Miwa of your world"
"Yes, but I feel somewhat difficult"
"I do not have to understand everything now, I will stop thinking, I will judge by intuition and I will gradually understand, the act of drinking water will change bliss, we are living for that" Aoi said.

四季の輝き 第25話 Shine of the Four Seasons Episode 25




第25話


瞑想は一つの区切りをつけた。
「自分探しの旅はいつでもやっていることなんだ。日常に祈りが織り込まれている。魂の会話もその一つだよ」と葵は言った。「君の世界では行動が道を開く時代は終わった。これからは思考が道を開くんだ。君は修行しに来たわけじゃない。あたしとの会話を楽しめばいい」
「そうする」と貴子は言った。

明るい星空の下で、ぼんやりと風になびく草原を見ながら、貴子は現実の世界のことを考えていた。「この星たちも私たちの世界では街の光にかき消されてほとんど見えない」と貴子は言った。
「そうだね、電気の光は闇を照らし出してその裏側を隠そうとしているんだ。見えない世界はないと思わせたいんだよ。
でも見えない世界は、見えている世界を動かしている原動力なんだ。無意識が意識に反映されるように」
「私たちの世界が危機的な状況にあるのも、その無意識が関係しているのね?」
「意識が現実を創造していくからね、君たち人間は身勝手にやりすぎたね。自分たちのことしか考えていない。君たちを支えてくれていた生き物を感謝もなく殺している。人間は神にも同じ扱いをしている。自然も神ももう助けられない。君たちは自分たちでなんとかするしかないんだ」
「気候の変動や災害は私達にはどうすることもできないわ、戦争も社会の仕組みも一人の力ではどうにもならない。種の絶滅も人間のやれる領域を超えている」
「種の絶滅が加速していることはわざわざ調べないとわからない。そしてあまりそんなことを誰もわざわざ調べない。絶滅している種は毎年数万種と言っているけど、その数もデタラメかもしれない。発見されていない種ももちろんある。人間はすべての種を完全には把握していない。未知の生物は地球にはまだ沢山いる」と葵は言った。
「わかっているだけで数万種類の種が絶滅しているってことね。わかっていない種も含めるともっと多いかもしれない」と貴子は言った。
「連鎖が始まると加速がついて規模も大きくなる。すべてを巻き込んでいく。すべては関連していて、すべてが変わる。変化に対応するには覚醒するしかない」と葵は言った。
「覚醒?」
「目覚めるんだ。本当の自分に」
「本当の自分?」
「本来の君に。君が生きている意味を見出すんだ」
「それは私が凛太朗に言った言葉だわ。なぜかあの時そんな言葉を口にしてしまった」
「人は迷う。生きる力は迷いのない心に宿る。でも迷いや苦しみは知恵になる。シフトのきっかけにもなる」
「シフト?」
「意識のシフトだよ。君たちやあたしたちの意識は何層にもなっている、階段を上るように次の段階にシフトしていくんだ。意識の進化だよ」
「あなたは私たちの世界は成長しているって言っていたわよね、意識的な成長、次の段階に世界がシフトしているってこと?」
「そういうこと。目覚めるってこと。でも目覚めは勝手にはやってこない、何かきっかけがいる、ハードな精神状態とか災害とかね、そしてガイドも要る、正しい方向へ進むために。あたしは君のガイドなんだ。でも最終的には、あたしは何もしてあげられない。君が自分で覚醒するしかない。君の人生だ、選択は自由だ」
「覚醒すればどうなるの?」
「覚醒すれば生きている意味が見出せる。本来の自分を知ることができる。迷わなくなる。願いが叶い始める。愛を発見する。君たちの願いが愛に溢れるなら、その願いはなんだって叶うんだ。君がまずそうなるんだ」
「できるんだろうか? 意識をシフトするのね」
「そうだよ」と葵は言った。

葵はしばらく目を閉じて何かと交信するように深い瞑想状態に入った。葵は草原と一体になったように、葵はその場所にただ存在していた。貴子はただ存在しているということ以外、何も意味は見出せなかった。葵はただの獣だった。この星に暮らす一匹の獣。霊性を宿した獣。
「人間」と自分たちは呼んでいる。

「少し初めに魂の概要を説明しておく」と葵は目を開けて言った。
「結局は『自分』に帰っていくんだ。人間はみんな『自分』を探して精神の旅をしてる。全員が主人公で他人は自分を確認するために存在している。他人がいなければ『自分』を確認できないんだ。
魂は大元で繋がっている。一つの『意識』の集合体なんだ。
一つの魂は二つに分かれて男性と女性になる、性別ができるんだ。男性も女性も一人では半分の魂しか持ち合わせていない、未完成で『愛』に迷う。
人間は『本当の愛』を探す旅をしているんだ。自分の魂の片割れを探す旅なんだ。そして『愛』を学び、孤独を受け入れる。
肉体の命には限りがある。誰もが『別れ』を経験する。そしてまた一人になる。
『愛』を学んだ魂は、その孤独に幸福を見出す。自分を知り、自分を愛している。孤独は孤高になる。
肉体はなくなっても魂は永遠に存在していることがわかるようになる、日々の生活の中で片割れの魂とはいつでも交信できると知る。
そして魂は『大元』に帰っていく。魂は『大元』から派生した一つの『波』のようなものなんだ。現れては消えていく。自分を見つめるとその『大元』と繋がれるようになる」と葵は言った。
「『大元』では魂はどうなっているの?」
「一つに溶け合っている。個人は波なんだ。そして海は宇宙そのものなんだ。そして魂は個人を彩る『色』なんだ。性格や特徴を設定されている。とても不完全で不安定な設定なんだ。失敗や間違いを経験して成長するように設定している。
そしてその設定は自分でしているんだ。 自ら課題を決めてそれを学んでいく。『本当の愛』を自分の中に見出すために」と葵は言った。






Episode 25


Meditation put on a single break.
"The trip I am looking for is always done, prayers are woven into my everyday life, so is the conversation of the soul," Aoi said. "In your world the age of action opens, from now on thinking opens the way, you have not come to practice, you can just enjoy the conversation with me"
"Trying to do" Takako said.

Takako was thinking about the real world while watching the grassy fields idly blurred under the bright starry sky. "These stars are almost impossible to see by the light of the city in our world," Takako said.
"Yeah, the electric light illuminates the darkness and is about to hide behind it, I want to make you think that there is no invisible world
But the invisible world is the driving force driving the visible world. As consciousness reflects unconsciousness "
"The fact that our world is in a crisis situation is related to that unconscious?"
"Since consciousness creates reality, you guys have done too much selfishly, I only think about them.My killing the creatures that have supported you guys.The human being is also God Nature and God can not help anymore.You only have to manage with themselves.
"We can not do anything about climate change and disasters, we can not do anything about war and society's structure with one's power, species extinction is beyond the human being's ability"
"I do not know that it is not going to bother to investigate that accelerating extinction of species is bothering to do so and nobody exploits such things so much that the extinct species are tens of thousands each year, There are, of course, species that have not been discovered, humans do not fully grasp all species, there are still plenty of unknown creatures on the planet, "Aoi said.
"There are tens of thousands of species extinct just by knowing it may be more if you include other seeds that you do not understand," Takako said.
"When the chain begins, it gains acceleration and the scale gets bigger, it involves everything, all involved, everything is related, everything changes," Aoi said, "to respond to changes.
"Awakening?"
"Wake up, to the real self"
"What is your true self?"
"To your original you find the meaning you are alive"
"That's the word I said to Rintaro, for some reason I said such a word,"
"People get lost, the power to live is in a heart without hesitation, but lost and suffering becomes wisdom, it will also trigger a shift."
"Shift?"
"It's a shift in consciousness, you and our consciousness are many layers, shifting to the next stage as if you are going up the stairs, it's the evolution of consciousness"
"You said that our world is growing, do you mean conscious growth, the world is shifting to the next stage?"
"That's what it is like to wake up, but waking up does not happen arbitrarily, there are some opportunities, a hard mental condition, a disaster, etc. Also in order to advance in the right direction, I need a guide. In the end, I can not do anything, you have to wake up by yourself, your life, your choice is free.

"What happens if I awake?"
"If you awaken, you can find the meaning that you are alive, you can know yourself, you will not hesitate, your wishes will start to realize Discover love If all of your wishes are overflowing in love, any wish will come true You will be the first of all.
"Can you do it? Shift consciousness"
"Yes," Aoi said.

Aoi kept his eyes closed for a while and entered a deep meditation state to communicate something. As Aoi was united with the grassland, Aoi only existed in that place. Takako did not find any meaning except that she just existed. Aoi was just a beast. A beast living in this star. A beast that has spirituality.
We call them "human".

"Let me explain the summary of the soul a little early," Aoi opened his eyes and said.
"Eventually I will return to" myself. "Everyone is traveling on a spirit looking for" myself. "Everyone is the hero and others are present to confirm themselves. I can not check yourself.
The soul is connected by Omara. It is a collection of one "consciousness".
One soul is divided into two, become men and women, you can have gender. Men and women alone have only a half soul, they are incomplete and get lost.
Humans are traveling to find "real love". It's a journey to find one's own soul. And learn "love", accept loneliness.
There is a limit to the life of the body. Everyone experiences "farewell". And I will be alone again.
The soul that learned "love" finds happiness in that loneliness. I know myself, I love myself. Loneliness will be aloof.
I know that the soul will exist forever even if the body disappears, I know that I can communicate with my one-off soul anytime in my daily life.
And the soul returns to "Ohimoto". The soul is like a "wave" derived from "Omoto". Appears and disappears. When you look at yourself, you will be connected with that "Omoto", Aoi said.
"How about the soul in" Omoto "?" "The individual is a wave, the ocean is the universe itself, and the soul is the" color "that colors individuals.The character and character are set.Very incomplete and unstable It's set up ... I set it to grow by experiencing mistakes and mistakes.
And that setting is myself. I decide on my own assignment and learn it. "In order to find" real love "in myself, Aoi said.

四季の輝き 第24話 Shine of the Four Seasons Episode 24




第24話


葵は草原を飛ぶように走った。スピードを上げるにつれ、時々手も地面につけて四つ足になって走る時もあった。手の長さは、人間に比べて獣の身体の方がかなり長く、しなやかで強そうだった。
走っている葵の姿は中型のネコ科の動物のようだった。しかし走るために特化した進化はしていないようだ。その身体はどちらかというと木を登ったり、崖を登ったりするのに適していると思う。草原を早く走るのはやはり馬の方が得意だろう。葵が言ったように、馬は大地と交信する特別な器官も持ち合わせているのかも知れない。
「なぜ葵は草原を早く走ることに喜びを感じるのだろう。どちらかといえば不得意なことかも知れないのに」
「そうだね、不得意だね」と葵が言った。葵は大きな草原を猛スピードで走っている。貴子は小高い丘の上の大きな楠の枝の上でそれを見ている。はるか遠くにいる葵の声が、すぐ近くから聞こえる。「私は何も声にしていないのに」と貴子は思う。
「テレパシーで聞いて、テレパシーで答えてる。いつでも、どこにいても相手を思い浮かべればテレパシーで会話できるんだ。君は何もしなくてもこっちから繋げられる」と葵は言った。
「テレパシーで話していたの? あなたたちは何でもできるのね」と貴子は言った。
「何でもできるってわけではないけどね。肉体のまま空は飛べないし、水の中も限界がある。他の動物を見ると羨ましいと思うよ、自分達にない素晴らしい能力を持っている。姿もとても美しい。それに全ての生き物は宇宙と交信している。単純な生き物ほど、とてもシンプルに繋がっている。単純な生き物は全体が一つになっていろんなところに宇宙の図形を描くんだ。それはとても綺麗で機能的で愛に溢れた模様なんだ」
「それで、走るのは不得意だっていう話だったと思うんだけど」と貴子は言った。
「そうだった、また忘れていた。テレパシーが図形の話になると不得意の話は完全にどこかに行ってしまっていた」と葵は言った。「走るのは不得意なんだ。特に平地は二足で走ればいいのか四足で走った方がいいのか、この身体はそういう意味で平地を走るには中途半端な身体だと言える。でも草原は走り方を工夫すればスピードが一番出せるんだ」
「工夫することが楽しいのね?」
「うん単純に楽しい」
「私は、今はそんな風に何かを楽しんだりできないかも知れない。私は闇を抱えてとても不安になる。心が砕けそうになる」
葵は走って戻って来た。丘を駆け上がる時は四つ足になっていた。
「もうすぐ日が沈む。そしたら一緒に瞑想をしよう、ちょうどいい時間だ」と葵が言った。

小高い丘の上で二人は並んで座った。
「身体を三角にするんだ。あぐらをかくのが一番いい。目を閉じて、思考を止める。お臍の下にある丹田に意識を向けて呼吸するんだ。君は自分の闇が怖いんだろう、それがどこから来ているのか探しに行こう」と葵は言った。


「自分探しの旅は二つある。一つは内面への旅。何か恐れがある時、行き詰まった時、感情に流される時、それがどこから来るのか探すんだ。自分の奥深くに何かトラウマや傷があるはずなんだ、それを見つければ湧き上がる感情の種がわかる。そしてそれを見つけても、何もしなくていいんだ。ただそれを見つければいいんだ。そして二つ目は遠くから自分を見ること。俯瞰するように、傍観者のように。自分が何を思い、何を言い、どんな行動をしているのか、ただ見るんだ。何かを努力して変えなくていい、何も変えようとせず、そのままの自分をただ見ていればいい。まずは内なる旅に出よう」と葵は言った。「それと途中で何度もあたしは君とセッションする」

二人は並んであぐらを組み、それぞれの自我の中に入っていった。意識の深い部分には子供の頃の自分がいることを貴子は知っていた。「私は後からやってきたアキとうまくやっているのかしら」貴子はその幼い自分を探した。
幼い自分は施設の庭先にいた。今の貴子たちが暮らす施設だ。幼い自分はふと迷い込んだように、庭先で佇んでいた。
「どうしたの?」と貴子は聞いた。
「ここはあなたの家なのね。あなたはここであの子と融合したのね」と幼い自分は言った。「そうよ、あなたはあの子にあったのね? 仲良くしているの? いじめられたりしていない?」
「闇を抱えていても、アキはとてもいい子にしてる。仲良しなの。私の片割れだもの」
「それは良かった。私はアキがあなたを傷つけないか心配していたの」
「私はとても満たされているわ、やっと一つになれたのよ、あなたにもわかるはずよ」
「とてもよくわかるわ。私は根底では安心している。満たされていると感じてる。でもそれは自分の中での事、闇はいつもそこにある」
「もちろんアキは闇を抱えている。闇は光と共にあるの。融合して完成したのねよ、旅に出る支度が整ったのよ」と幼い自分は言った。


「旅に出る支度が整ったみたいだね」と葵は言った。「君は君自身とセッションし、同時にあたしともセッションする。内側と外側はそうやってセッションしながら旅をする」
「私の闇は深くて恐ろしいものだと感じる。普通ではないと感じるの」と貴子は言った。
「皆そう感じているんだ。自分の闇が一番深いと。皆が主人公だ、皆自分のことしか知らないし、その自分のことも本当にはわからない。見失っているんだ。ただ恐れだけがそこにある。何を恐れているのか探ってごらん」と葵は言った。

貴子は自分が何を恐れているのかを探した。
闇がその本領を得て、自分の意識を乗っ取り、誰かを傷つけることが怖いのだ。

それはきっと自分も大きく傷つくことになると感じる。一番傷つけたく無いものなのだ。愛するものなのだ。

愛を失い、何もかもが壊れてしまうのが怖いのだ。私は今の私を失うのが怖いのだ。今の自分にしがみついていたいのだ。

貴子はうっすらと目を開けてみた。紫色に世界は包まれていた。草原や木々はぼんやりとしている。「今の自分とは何なのだろう。ここの世界ではそれらはすべて無意味なことのように思える。私は何にしがみついているのだろう」
貴子はまた目を閉じて、深く自分とセッションする。

「思考をやめて受け取る事に集中するんだ。願う事をやめてただ自分を見つめる。そうすると何かのメッセージを受け取る」と葵が言った。
どれくらい時間が経ったのかわからない。「貴子、目を開けてみて」と不意に葵が言った。
貴子は半分眠っていたのではないかと思うほど、夢にも近い旅をしていた。
葵の声が聞こえて不意に現実に引き戻される。
目を開けると辺りは青白い光に包まれていた。空が星で埋め尽くされていた。
「すごい星の数」と貴子は言った。「私たちの地球から見える星も本当はこれくらいあるってことなのかしら?」
「そうだね、銀河系の星々だよ、あれがみんな太陽かその向こうの銀河系なんだ。太陽にはそれぞれの惑星があって、銀河系にはそれぞれの太陽系がある。孤独な星もある。ブラックホールもある。空はとても賑やかなんだ」
「この世界もそんな宇宙の片隅にあるのね」
「そう思えばそうかもしれない。何か発見できた?」
「私のしがみついているエゴはこの世界では何の価値も無いものなのね」
「不要なエゴは手放せばいい」
「でもそれを手放せないでいる。怖いから」
「でももう恐れはない。それらはみんなしがみつく対象じゃない。手放せばいいんだ」と葵は言った。






Episode 24


Aoi ran as if flying over the meadow. As I increased the speed, I sometimes put my hands on the ground and ran for four legs. The length of the hand seems to be supple, strong, stronger than the human body of the beast.
The appearance of running Aoi was like a medium-sized cat family. But it seems that we have not specialized evolution to run. I think that body is suitable for climbing trees and climbing a cliff rather than. Horses are better at driving the prairie quickly. As Aoi said, horses may have special organs to communicate with the earth.
"Why does Aoi feel pleasure in running the prairie quickly, maybe it may be weak,"
"Yes, that is not good," Aoi said. Aoi runs great prairie at a tremendous speed. Takako is watching it on a large husband 's branch on a hill. The sound of Aoi that is far in the distance is heard from very close. "I do not say anything," Takako thinks.
"I hear it on telepathy and answer with telepathy.Whenever you can imagine a partner anywhere you can talk with telepathy, you can connect from here, even if you do not do anything," Aoi said.
"Did you talk on telepathy? You can do anything," Takako said.
"I can not do anything, but I can not fly the sky while I are in the body, there is a limit in the water.I think that I envy when I see other animals, I have a wonderful abilities not in them. Every living thing is communicating with the universe, the simpler creatures are so much more connected, the simple creatures are one and the whole one is drawn in the universe figure in many places. It's very beautiful, functional, it's a pattern full of love '
"So, I guess it was a story that we are not good at running," Takako said.
"That was, I also forgotten." Aoi said, "Telepathy has gone to somewhere completely if the telepathy becomes a story of figures." "It is not good to run, especially whether the flat land should run on two pairs or on a quadruped, it is said that this body is a half-hearted body to run on a flat ground in that sense, but the prairie If you devise a way of running you can get the best speed. "
"Is it fun to devise?"
"Yeah simple and fun"
"I may not be able to enjoy something like that in the meantime, I feel very uneasy with darkness, my heart is likely to shrink"
Aoi ran and ran back. When I ran up the hill, it was four legs.
"The sun will soon, let's meditate together, it's a good time," Aoi said.

They sat side by side on a hill.
"Make the body triangle, it is best to put the toilet in. Close your eyes and stop thinking.Please breathe with Taneda under the navel ___ ___ 0 ___ ___ 0 I'm scared, let's go looking for where it's coming from, "Aoi said.
"There are two journeys to find myself: a journey to the inside, a journey to the inside, a something to fear, a stalemate, when it is sent to feelings, to find out where it comes from, something deep in yourself There should be trauma and scratches, if you find it, you will know the seed of the emotion that springs up, and finding it, you do not have to do anything, just find it and the second from yourself Look like a birds-eye view, like a bystander, I just watch what I think, what I say and what kind of action I am doing, not trying to change something, what Do not try to change it, just watch yourself as it is, let's go on an inner trip first, "Aoi said. "I will session to you many times on the way"

They joined together and entered into each ego. Takako knew that he was a child when he was a child in a deep part of consciousness. "I wonder if I am doing well with Aki who came later" Takako looked for that little one.
Young myself was in the garden of the facility. It is a facility where the current Takako lives. My young man stood at the front of the garden as if he got lost.
"What's wrong?" Takako asked.
"This is your house, you have fused with that girl here," said a young man. "Yes, you were with that girl, are you making friends or have not been bullied?"
"Even with the darkness, Aki makes a very nice girl, he is a good friend, my one's part"
"That was good, I was worried whether Aki would hurt you."
"I am very satisfied, I finally got a piece, you can understand"
"I understand very well, I am relieved at the root, I feel satisfied."
"It was completed by fusing, I was ready to go on a journey," said a young man.

"It seems that preparation for getting on a trip is in place," Aoi said. "You will session with you and at the same time session at the same time. Inside and outside will do a journey while doing that"
"I feel that my darkness is deep and terrible, I feel it is not normal," Takako said.
"Everyone feels that your darkness is deepest.Everyone is the hero, everyone knows only about myself, I do not even know about myself But only fear is there. What are you afraid of See if you see, "Aoi said.

Takako looked for what he was afraid of. It is scary that darkness takes over his consciousness and hurts someone.

It surely feels that I will be hurt big. It is something I do not want to hurt most. It is what you love.

I am afraid of losing love and breaking everything. I am afraid of losing me now. I want to cling to myself now.

Takako tried opening his eyes. The world was wrapped in purple. The grasslands and trees are absent. "What is myself now, in the world here it seems like they are all meaningless. I wonder what I am clinging to"
Takako closes her eyes and closes herself deeply.

I do not know how long it took. "Takako, please open your eyes," suddenly Aoi said.
Takako had traveled a dream closer than I thought she was half asleep.
Aoi 's voice is heard and it is suddenly pulled back to reality.
When I opened my eyes the area was covered with pale light. The sky was filled with stars.
"The number of wonderful stars," Takako said. "Is it really that there are such stars that can be seen from our earth?"
"Yes, they are stars of the galaxy, everyone is the sun or the other galaxy, the sun has its own planet, the galaxy has its own solar system, there are lone stars, black hole also There is a sky very lively. "
"This world is also in a corner of a tiny universe"
"Maybe so, could you find something?"
"The ego I am clinging is of no value in this world"
"You can let go of unnecessary ego"
"But I can not give it up, because I'm scared."
"But there is no fear anymore, they are not objects to cling to. You can just release it," Aoi said.

四季の輝き 第23話 Shine of the Four Seasons Episode 23




第23話


美和は小さく手を振って葵と貴子を見送った。二人は勢いよく丘へと駆け上がっていった。

「もう少ししたら、この丘を越えたら大きな草原に出る。とても良いところだよ」と葵は言った。
貴子はうなづいた。走りながら柔らかい地面を感じていた「土ってこんなに柔らかかったんだ」時々動物に踏みしめられて道のようになっているところもあったが、大抵の地面は柔らかかった。ふかふかしていると言っても良いくらいだった。
「早く走るのにはコツがいるんだ、丘や山は地形を見れば大体その先にどういう状態が待っているのかがわかるけど、草原は草に隠されて地形がわかりにくい、岩や穴が隠れていたりする。走り方は馬に教われば良い、馬は走るためにあんな身体をしている、耳も目も走るために最適に進化しているんだ。馬は草に隠された地形が読めるんだ、何か特別な器官があるのかもしれないけど、走り方を見ていると地面と何か交信しているような気もする」と葵が言った。
「あなたたちは馬を科学的に見たりはしないの? その、外科的にっていう意味だけど」
「そういうことはもちろんしない。動物は神聖なものだ、植物とともにシキを守ってる。シキも動物を守っている。動物も植物もシキの一部なんだ、それを解剖したり外科的に仕組みを調べたりしない。『馬には地形を読む能力がある』ただそれだけでいいんだ。そしてあたしたちはその能力を得たいと思う。肉体を得るとエゴが生まれるんだ、これがまた意識だけの時とは違うんだ。何かを得たいっていう気持ちはエゴなんだ、そしてそれは同時に進化の原動力だ。あたしたちはそのエゴがあるから今も進化している」と葵は言った。
「それで、馬の話はどうなったの?」
「ああ、そうだね馬の話だね。あたしたちの思考は常に「今」だから時々少し前のことを忘れてしまうんだ、エゴの話をし始めると馬の話を忘れてしまう。馬は大地と交信しているのかもしれない、そう思ってあたしも地面と交信してみようと思った、でもいつもつながるのはシキなんだ、『もしもし』ってシキが電話に出る」
「電話?」
「たとえ話。そういう風にした方がわかりやすいでしょう? たぶん馬は何かシキの別の部分につながっているのよ、シキの意識のどこかの部分に」
「じゃあ、あなたはまだ地面とは交信できないのね」
「そうだね、まだできない。馬の走り方を見てそれを推測するしかない。どういう地形で判断しているのか、どういう草の場所を避けるのか。早く走るにはただ走るだけじゃダメなんだ」
「そういう込み入った苦労みたいなことをあえてしているのね」
「単純に楽しいからやってる」と葵は言った。「ねえ、今夜はこの草原に泊まろう。夜になると星が降ってきそうなほど輝くんだ、空中が星に埋め尽くされて輝くんだ。星に照らされた草原はそれはそれは綺麗だよ」
「それはいい考えね。でもそれは時間が流れているってことじゃないの?」
「君たちの世界に合わせて時間を流している。君の体は肉体は獣だけどバイオリズムは地球のままだ、クンネの影響を受けなくなると命のリズムに支障が出るかもしれない、だからクンネとトカには昼と夜を創ってもらった。あたしも久しぶりに夜が見たい」と葵は言った。


「美和さんは演奏中に意識をなくしていたんです。それはリフを変えた時にわかりました。感情が働かないとリフを変えても反応できません、機械的な耳の反応だけではリフの変更はただの音階とリズムの変更です、そこに感情が伴わないと人間らしい反応ができないんです。美和さんは意識を失ってると確信しました」とチッチは言った。
「私は何も気づかなかった。演奏が終わると美和は普通だったし、体は動いていたからね」とユウが言った。
「美和はどうなの?」と真知子は聞いた。
「私は演奏中の記憶がないことに気づいたの。演奏とともに意識がどこかに飛んでいくような感覚があって、それが『音』がなっている間中続くの、あの電子ピアノみたいな『音』。そしてその音が消えると私の意識も体に帰るっていう感じ」と美和が言った。
「それは今日の話?」と真知子は聞いた。
「さっきのことよ、さっきまで皆んなでスタジオにいたの」とユウが言った。
「もしかしたら『音』が鳴ってる間、意識がどこか別のところにアクセスしているのかもしれないわね」と真知子は言った。
「どういうこと?」と美和は聞いた。
「宇宙とつながるっていうか、よく聞くやつだけど以外とそういうのあるのかもしれないわよ」と真知子は言った。
「真知子さんもそっち系ですか?」とチッチは聞いた。
「別にそっち系ってわけでもないけど、自然派ってスピリチュアルとつなげて考えられるよね、ただ自分流なんだけどね。でも『人間は宇宙からの影響を多大に受けている』とは思ってるわ、ある意味それは当たり前の事実だし」と真知子は言った。
「それって太陽とか月以外の星の影響ってことですよね?」とユウが聞いた。
「そうよ、私星占いも結構好きなの。詳しくはないけど月と星の位置で影響力がわかったり、星が逆向すると受ける影響も違ってくるとか、そんなことを読むのも好きだな」と真知子は言った。
「それで『音』はどうしたらいいんだろう?」とタナベは言った。
「美和がどうなるかわからないからしばらく演奏しない方がいいんじゃないかな」とユウが言った。
「そうですね、こういうことは普通じゃないし慎重になってもいいと思います」とチッチは言った。
「活動休止って感じだな」とタナベが言った。
「ん〜。私はもう少し試してみてもいいと思うの」と美和が言った。「そのあと気分が悪くなるわけでもないし、ある意味眠ってるみたいな感覚なの。不思議な気持ちよさもあるの。真知子さんが言うように宇宙と繋がってるならそれを確認してみたい気がする。もしかしたらシキの事や葵のこともわかるかもしれない。私は真実が知りたいの、ずっとそれを願ってきた」
「僕はいいですよ、そこまで美和さんが言うなら」とチッチは言った。「音合わせられないなんて寂しいですし」
「本当に大丈夫なの?」とユウが聞いた。
「だから眠ってるような感じなの、とても気持ちのいい感じ」と美和が言った。
「美和がいいならいいけど、変な感じになったら止めるからね」とユウが言った。
「俺もちょっと心配だな。戻れなくなったり、何か後遺症みたいなものが出るかもしれないし」とタナベが言った。
「ありがとうタナベ。タナベって優しいんだね、私はやっと気づいたよ、とっても優しい心を持ってるんだね」と美和が言った。
「どうしたんだよ? 気持ち悪いな。お前からそんな言葉初めて聞いた」とタナベは言った。
「だって気づいたんだもん」と美和は言った。
「はいはい」とチッチは言った。
「ふふっ」とユウが笑った。




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Episode 23


Miwa shook her hands to see Aoi and Takako. They rushed up to the hill with vigor.

"A little more, if you cross the hill, you will come out on a big meadow, it's a nice place," Aoi said.
Takako nodded. While running I felt the soft ground "Earth was so soft" There were times when I was being stepped on by animals and it looked like a road, but most of the ground was soft. It was enough to say that it was fluffy.
"There are knacks to run fast, the hills and mountains can see what kind of state is waiting ahead by looking at the topography, but the grasslands are hidden in the grass and the topography is hard to understand, rocks and holes Horses are evolving to optimize for running, such as ears and eyes, that horses are hiding in the grass I can read the topography, there may be something special, but when you are looking at how to run, I feel like communicating with the ground, "Aoi said.
"Do not you scientifically look at horses, that means they are surgical?"
"The animal is sacred, the animal is sacred, she keeps the shiny with the plant, and she also protects the animal, both animals and plants are part of the shiki, they can be dissected and surgically organized "Horses have the ability to read the topography." That is all you need, and we want to gain that ability.When you get the body you will have an ego, this is also the time when consciousness only The feeling of getting something is the ego, and at the same time it is the driving force of evolution, because we have that ego, we are still evolving, "Aoi said.
"So, what happened to the story of the horse?"
"Oh, yeah, that's right, it's a story about a horse, our thoughts are" now "So sometimes I forget a little while ago, when I start talking about egos I forget the story of a horse. I thought that a horse communicates with the earth, so I thought about trying to communicate with the ground, but it is shiny that I always connect, "Shoshi calls out" Hello "on the phone." /> "Telephone?"
"Parable stories, it would be easier to understand why you did that? Maybe the horse is connected to another part of the shiki, somewhere in the consciousness of the shiki"
"Well, you still can not communicate with the ground."
"Yes, I can not do that yet, I can not do it yet, I can only guess by watching the way the horse runs.What kind of topography do you decide and what kind of grassy place do you want to avoid? You can not run just to run fast."
"Do you dare to do something that is complicated like that?"
"It's simple because it's fun," Aoi said. "Hey, let's stay over this prairie tonight, at night it will shine so hard that the stars are coming down, the stars are filled with stars filled with stars, that is beautiful it is the starlighted meadow."
"That's a good idea, but is that not a time going on?"
"Your body is shedding time according to your world.Your body is a beast but biorhythm is still the earth, it will be hindered by the rhythm of life when you are not affected by Kunne, so Kunne and Toka I had a day and a night created, and I want to see the evening for the first time in a while, "Aoi said.


"Miwa was losing consciousness while playing.I understood it when I changed riff.I can not react even if I change riff if my emotions do not work, change of riff is only by mechanical ear reaction It is a change in the scale and rhythm of the musical notation, it can not react humanely without feeling accompanied there, Miwa convinced me that he lost consciousness, "said Chitchi.
"I did not notice anything, Miwa was normal when the performance was over and the body was moving," Yu said.
Mikiko asked, "How about Miwa?"
"I noticed that I do not have memory during playing.I have a feeling that consciousness flies somewhere along with the performance and it will last as long as" sound "is going on, like that electronic piano "Sound." And when the sound disappears, my consciousness also comes back to my body, "Miwa said.
Makiko asked "Is that today's story?"
"A little while ago, everyone stayed in the studio until a while ago," Yu said.
"Maybe the" sound "is ringing, perhaps consciousness is accessing somewhere else," Makiko said.
"What do you mean?" Miwa asked.
"Maybe there is such a thing other than listening to the universe," Mashiko said.
"Is it Mr. Machoko's like that?" He asked.
"It is not a separate system, but I think naturalists can connect with spiritual thought, it is my own flow, but I think that" humans receive great influence from outer space " In a sense it is a natural fact, "Makiko said.
"Is that the influence of stars other than the sun and the moon, is not it?" Yu told.
"Yeah, I like quite a bit of horoscope, I do not have details, but I know that influence is determined by the position of the moon and star, the influence that stars get opposite will also change, I also like to read such things." Said Makiko.
"So what about" sound "to do," Tanabe said.
"You probably do not want to play for a while because you do not know what will become of Miwa," Yu said.
"Well, I guess this kind of thing is not normal and I think it can be cautious," said Titchi.
"It's a feeling of activity pauses," Tanabe said.
"I think ... I think I can try it a little more," Miwa said. "I do not feel bad after that, I feel like I'm sleeping in a way, there is also a mysterious feeling.I like Mashiko, if you are connected to the universe I guess I'd like to check it. You may also understand things and Aoi, I want to know the truth, I've always wanted it.
"I am fine, if Miwa says that," said Titchi. "I am lonely that I can not tune the sound."
"Is it really okay?" Yu asked.
"That's why I feel asleep, a very pleasant feeling," Miwa said.
"It would be nice if Miwa is good, but I will stop it if it makes you feel strange," Yu said.
"I am a bit worried, I will not be able to return or something like a sequela may come out," Tanabe said.
"Thank you Tanabe. Tanabe is gentle, I finally realized, I have a very kind heart," Miwa said.
"What's wrong? It feels bad, I heard such a word from you for the first time," Tanabe said.
"I also realized that," Miwa said.
"Yes," said Titchi.
"Huhu" and Yu laughed.

四季の輝き 第22話 Shine of the Four Seasons Episode 22




第22話


真知子はアイスコーヒーをいれにカウンターに戻った。

「それで、地球が死ぬって、ジ・エンドってことよねえ?」とユウが聞いた。
「たぶんそうなんだと思う」と美和が言った。
「もしそれが本当だとしたらこれはまずいんじゃないですか?」とチッチが言った。
「たぶんそうなんでしょうね」と美和は言った。
「やっぱ俺、信じられない・・・。」とタナベが言った。
「見たくせに」と美和は言った。
「まあまあ」とチッチは言った。
「私はなんとなくだけど本当じゃないかって思うの、その地球の危機的状況みたいなことって今はネットでいくらでも情報が流れてる、エイリアンとかのことも陰謀論とかも。それが一概に全部デタラメだとも思わないし、状況は違うかもしれないけど当てはまるところもあるみたいだし」とユウが言った。
「ネットの情報は確かに今、本当と嘘が入り乱れていますね、同じキーワードでもあらゆる面からアプローチできますから、どこからアプローチするかによって得られる情報が違ってきますし、マイナーな面からアプローチするとそこはカオスだったりします」とチッチが言った。
「もっとわかりやすく言えよ」とタナベが言った。
「例えば『富士山』というキーワードがあって富士山の何が知りたいかによってアプローチの仕方が変わってきます。高さなのか、地理的なものなのか、樹海について知りたいのか。仮に心霊スポット的なアプローチをするとそこはもうカオスの世界になります。カオスの世界には企業や詐欺も混じっています」
「ね、チッチって大人でしょう?」と美和が言った。
「ユウさんが言ってるようなものは僕も全てが嘘だとは思いません。気候は確かに温暖化の現象が出ていますし、経済の仕組みも疑う余地はあると思います」とチッチは言った。
「私はそういうのあまり見ないんだけど、何系っていうの?」と美和が言った。
「何系なのか知らないけどミステリー系なのかな、スピリチュアル系?」とユウが言った。
「まあそんな感じなんじゃないですかね」とチッチは言った。「僕も深く入っていったことはないですけど世界としては嫌いじゃないです、バシャールやオショウの言葉も好きなものはたくさんあります」とチッチは言った。
「チッチは色々考えてるんだね」とユウは言った。
「何を言ってんだかさっぱりわからないんだけど」とタナベが少し元気ない感じで言った。
「うん、タナベは本当にそっち系は全然よね。本当に現実主義よね」と美和が言った。
「それは文句だろう?」とタナベは言った。
「まあまあ」とチッチは言った。

真知子がアイスコーヒーを持ってやってきた。「一杯だけだけどシェアして飲んでみてね、私も話に参加してもいい?」と真知子は聞いた。
「もうしてるじゃない」と美和は言った。
「それでどうなったの?」と真知子が聞いた。
「僕は、それが本当なら葵さんはやっぱりエイリアンだと思います」とチッチは言った。「信じるとしたらです」
「私はまあぼんやりとそうなのかーって感じかなぁー」とユウが言った。
「俺はたぶん信じたくないんだと思う」とタナベが言った。
「え、なんか素直になってる」と美和が言った。
「まあ、話を聞くだけではなんとも言えないけどね、私もそういうの嫌いじゃない」と真知子は言った。
「美味しい!」とユウが言った。
「本当?」と美和が聞いた。「ちょっと私も飲んでみる」美和は真知子がサービスしてくれたコーヒーを一口飲んだ。「うん、美味しい!」
4人は順番にいれたてのアイスコーヒーを一口づつ飲んだ。
「うん、本当だ美味しい。香りがすごくいい」とタナベが言った。
「僕はコーヒーってこんなにフルーティーだったなんて知りませんでした」とチッチが言った。
「でしょー!」と真知子は言った。「あんた達もたまにはコーヒーっていう選択もありなんじゃないの?」
「だってこの店のコーヒーがこんなに美味しいなんて知らなかったんだもん」と美和が言った。
「言わなかったしね〜。灯台下暗しってやつね〜」と真知子は言った。
「使い方あってるの?」とユウが聞いた。
「さあ?」とチッチは言った。
「葵の話はとりあえず一旦置いておかないか? いますぐどうこう言う問題でもないし、どうこう言っても始まらない。それよりもあの『音』をどうしよう?」とタナベが言った。
「音?」と真知子が聞いた。
「私たちの演奏に不思議な『音』が混じるの。初めは小さかったんだけど結構聞こえるくらいになってきて、録音でもはっきりわかるくらい聞こえるの」と美和が言った。
「でもそれが不協和音じゃないのよ、ちゃんと音があってるの」とユウが言った。
「電子ピアノみたいな音なんだ」とタナベが言った。
「不思議ですよね、5人目がいるように聞こえます」とチッチが言った。
真知子はその音源をパソコンにつないで店のスピーカーで再生してみた。ドラムス、ベース、ギター、ボーカル。それ以外に明らかに違う「音」が聞こえる。
「よく聞こえるね。キーボードが入ってるようにも聞こえるね」と真知子は言った。
「そうでしょう。しかも時々じゃなくて曲を始めたら聞こえるようになってきたの」と美和は言った。
「でもしっくりきてる」とユウが言った。
「そうなんですよね、音加減といい、余韻といいすごくあってる気がします」とチッチは言った。
「じゃあ問題ないんじゃないの?」と真知子は言った。
「問題は美和がどこかに行っちゃうってことなの」とユウが言った。
「どういうこと?」
「私、演奏が始まって『音』が聞こえ始めると意識をなくしてしまうようなの。体は、耳も脳も神経も機能しているから意識がなくても演奏を続けているみたいなの。でも演奏をしている間は私はそこにいないの。チッチがそれに気づいたの」と美和が言った。




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Episode 22


Makiko returned to the counter to have ice coffee.

"So, if the earth dies, you mean Ji End?" Yu asked.
"I think that's probably the case," Miwa said.
"If this is true, is not this bad, is not it," said Titchi.
"Maybe so," Miwa said.
"Yeah I can not believe it ..." Tanabe said.
"Take a look," Miwa said.
"Somewhat", Titch said.
"I think somehow but it is not true, the fact that the information like the crisis situation of the Earth is flowing as much as possible on the net, alien and things like conspiracy theory, etc. It is definitely all inclusive I do not think so, but the situation may be different, but it seems to be true, "Yu said.
"The information on the net is certainly now lying is confused, since the same keywords can be approached from all sides, the information obtained depends on where you approach from, and if you approach from a minor aspect It is chaos, "said Chitchi.
"Please say more easily," Tanabe said.
"For example, there is a keyword" Mt. Fuji "and the way of approach will change depending on what you want to know about Mt. Fuji. Do you want to know about height, whether it is geographical, about the trees, etc. Spiritual spot approach It will be the world of chaos anymore, and companies and fraud are also mixed in the world of chaos. "
"Is not she a grownup?" Miwa said.
"I do not think that everything that Yu says is all a lie.The climate surely has a phenomenon of global warming and I think there is room for doubt about the structure of the economy, Said.
"I do not see much of that kind of stuff, but what kind of line is it?" Miwa said.
"I do not know what it is but it is a mystery system, is it a spiritual one?" Yu said. "Well it's not like that," said Titchi. "I have not entered deep into the world, but I do not dislike the world, there are many things I like the words of Bashar and Osho," said Tschitch.
"You think a lot of Titchi," Yu said.
"I do not know exactly what I'm saying," Tanabe said with a little cheerful feeling.
"Yeah, Tanabe really is nothing like that system, it's really realistic," Miwa said.
"Is that a complaint," Tanabe said.
"Somewhat", Titch said.

Mashiko came bringing iced coffee. "I only have one cup but share it and drink it, can I join the story?" Makiko asked.
"You are already doing it," Miwa said.
"So what happened to it?" Makiko asked.
"I think that Mr. Aoi is alien after all if it is true," Titch said. "If you believe it"
Yu said, "I feel like it is vaguely wonderful".
"I think probably I do not want to believe it," Tanabe said.
"Well, something has become obedient," Miwa said.
"Well, nothing can be said by listening to talks, but I do not dislike it," Makiko said.
"You are delicious," Yu said.
"Is it true?" Miwa asked. "I will try drinking it for a moment" Miwa drank a cup of coffee served by Machiko. "Yeah, it is tasty!"
The four drank freshly brewed iced coffee in turn.
"Yeah, it is true, delicious, scent is really good," Tanabe said.
"I did not know that coffee was so fruity," said Titchi.
Mashiko said "Do it!" "Are you also having a choice of coffee occasionally?"
"Because I did not know that this coffee is so delicious," Miwa said.
"I did not say ~ Please do not hurt me under the lighthouse," Makiko said.
"Yuu asked," How are you using it? "
"What? Come on," said Titchi.
"Would you like to leave Aoi's story for the time being now? It is not a problem anytime soon, and it does not start even if I say anything." Tanabe said more than that, "What do you do with that" sound "?
"Sound?" Asked Makiko.
"There is a mysterious" sound "in our performance, it was small at the beginning but it gets pretty much heard, I can hear it clearly in recording," Miwa said.
"But that is not a dissonance, you have sound," Yu said.
"It sounds like an electronic piano," Tanabe said.
"It's strange, it sounds like there is a fifth person," said Titchi.
Machiko connected the sound source to the computer and tried playing it with the speaker of the store. Drums, bass, guitar, vocals. Other than that, I hear a distinctly different "sound".
"Sounds good, it sounds like a keyboard is on," Makiko said.
"It will be, and sometimes it's getting to be heard if you start songs," Miwa said.
"But I'm pretty sure," Yu said.
"Yeah, that's right, I'm fine with sound, I feel like I'm having a great reverberation," Titch said.
"Well, do not you have any problems?" Makiko said.
"The problem is that Miwa will go somewhere," Yu said.
"What do you mean?"
"I will lose consciousness when the performance begins and the sound begins to be heard.The body seems to continue playing even if there is no consciousness because the ears, the brain, and the nerves are functioning. Miwa said, "I did not find it while I was playing.This did notice it," Miwa said.

四季の輝き 第21話 Shine of the Four Seasons Episode 21




第21話


凛太朗は施設の子供達が学校に行ってしまうと、いつものように玄関の階段に座ってぼんやりと庭を眺めていた。夏の盛りが過ぎて秋の気配がしていた。時々ひやりとした風が混じっている。その風は帯のように他の風の中に混じっている。
温度が違う帯をつくり風の中を吹き抜けていく。
ちひろがノートと色鉛筆を持って玄関から出てきた。現実のちひろだ。実態を持ったちひろは凛太朗の横に座って同じように庭を眺めた。
二人はほとんど毎日そうやって並んで座って庭を眺めた。自分たちが見るべきものはそれ以外に思いつかないと思っていた。何も言わないでもそれはお互いに分かっていた。
「あおいさんとの折り合いはついたの?」とちひろは聞いた。
「あおいは夜が明けるといなくなる、夜の間だけ夢で会えるんだ。僕は今のままでいい」と凛太朗は言った。「ちひろは時々僕に話しかけてくるね、そこにいないのに」
「私は誰にでも話しかけてるわけじゃないの、話しかけても聞こえない人もいるしね。凛太朗くんは聞こえるって知っているの、だから話しかけるの」
「どうしてそんなことを知っているの?」
「ただわかるの。物事って大抵そういうものよ、そこに理由なんてないの。あおいさんは凛太朗くんと同居したまま大人しくしているのね?」
「貴子さんが言ったように意識を乗っ取られそうになったりはしてない。この意識は僕の潜在意識だろう、僕はその意識に助けられている」
「その潜在意識はどこにつながっているのか考えたことある?」
「考えたことない。考えてみるよ、潜在意識はあおいなんだ。最終的に獣になったあおいだ。違う世界の人間だって言っていた、僕もその世界の人間なんだって」
「思い当たるところはあるの?」
「この世界にはずっと違和感がある。感覚が人と違う。皆になじめない。変わってるって言われる。一人でいるのが好きだ。人嫌いに思われる。話がかみ合わないことが多い。団体行動が苦手だし、常識やルールに馴染めない」
「私もほぼ同じよ。何かこの世界ってあまり懐かしいと思わないの。どこか別の世界に帰るべき所があるような気がする。私も凛太朗くんの仲間かもしれない」
「別の世界って何なんだろう、そんな世界に行ったりできるのかな?」
「向こうからは来れるんじゃないかしら、意識に乗ってビュンってやってくるのよ、私が凛太朗くんに話しかけるみたいに」
「こっちからは行けないんだろうか?」
「特殊な入り口があるんだと思うの。あっちの世界に行くための入り口。私は絵を描いている時にそんなことがふと頭をよぎるの」
「僕にはあおいが話しかけてくるんだ、夢の中で、でもそのあおいは今までのあおいとは別のあおいなのかもしれない。何か今までにない雰囲気がある」
「あおいさんは別の世界に溶け込んだのかしら?」
「わからない、でも元々のあおいは、今の別の世界のあおいなんじゃないかって思う。鬼のあおいは、あおいのほんの一部だったのかもしれない。あおいは元の状態に戻ったんだと思う」
「そう感じるのね」
「そうだね、そう感じる」
「よかった。貴子さんはとても心配してる、今では凛太朗くんと同じ闇を抱えているから」
「あおいは闇じゃないよ、ただあおいだっていう、それだけだよ」
「貴子さんの中のあおいさんも元に戻ったのかしら?」
「たぶん、あおいは統合されたんじゃないかな、元のあおいに」
「それならよかった。あおいさんの長い旅は終わったのね」
「そうだね、そして新たな旅が始まったんだと思う、僕はそう感じる」
「私もなんだかそんな感じがする。新しい旅が始まった感じ。世界が新しくなった気がする。吹く風も見える景色も意味が違って感じる」
「そうだね、僕もそれを感じる。景色が違って見える。受け取る感覚も日常も今までとは違っている。楽しくなってきたんだ、何も変わっていないのに。1日はただの1日なのに」
「よかった、気持ちが明るくなってきたのね。少し前はやりたいこともわからなかったのに」
「今は少し違うんだ、やりたいことはまだそんなにない、でも何もやらなくてもいいって思えるんだ。やりたいことはそれがやってきた時にやればいいし、それまでは何もやらなくていいんだって思う」
「自分の一部を見つけたのね。本心を」
「そうかもしれない。自分の本心ってすごく深いところにあるんだね、僕は表面の僕を自分なんだって思っていた、でもそこに僕の本心はなかった。僕の本心は僕の知らない領域に隠れていた、あるのかどうかさえわからなかった。僕は深く自分を見た、そして遠くからも自分を見た。僕はずっと自分を見ていたんだ。ただそれだけをやっていた。そしたらある時、僕の中の本心に気がついたんだ」
「旅の始まりね。私はこのことを誰かと話したいとずっと思っていたの。でもどこにも話し相手はいなかった。凛太朗くんは唯一の話相手よ」
「僕にとってもそうかもしれない、僕はもともと、人とそんなに話したことがない、分かり合えることが少なかったから」
「いいのよこれからが始まりなんだもの」とちひろは言った。




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Episode 21


Rintaro said the children of the institution went to school, and as usual he sat on the stairs of the entrance and looked at the garden vaguely. There was a sign of autumn since the summer was over. Sometimes the wind is mixed. The wind is mixed in other winds like a belt.
It creates bands with different temperatures and blows through the wind.
Chihiro got a note and a colored pencil and came out from the entrance. Reality Chihiro. Chihiro with realities sat beside Rintaro and looked at the garden in the same way.
They did so almost every day doing sitting and looking at the garden. I thought that we could not think of anything else we should see. Even if not saying anything, it knew each other.
"Did you come to terms with Aoi?" Heard.
"Aoi gets no more when the dawn dawns, we can meet in the dream only during the night, I can stay as it is now," Rintaro said. "Chihiro will sometimes speak to me, I will not be there."
"I am not talking to anyone, even some people can not hear it, Rintaro knows that I hear you, so talk to me."
"Why do you know such a thing?"
"Things are mostly like that, there is no reason there, Aoi is growing quietly with Rintaro-kun, are you grown-up?"
"As Takako said, he is not going to take over consciousness, this consciousness is my subconscious mind, I am helped by that consciousness."
"Have you ever thought about where the subconscious mind is connected?"
"I have never thought ... I think about it, the subconscious mind is blue, I finally became a beast, it was a human in a different world, I am a human in that world"
"Do you have something to think about?"
"There is a feeling of discomfort for a long time - a feeling is different from a person - a feeling is different from a person - it does not start with everyone - it is told that it is strange.I like being alone, it seems to be unpleasant.Talk often does not mesh. I am not good at group activities and I am not familiar with common sense or rules.
"I am almost the same, I do not think that this world is so much nostalgic.I feel that there is a place to return to another world somewhere, I may be a member of Rintaro-kun." /> "What is another world, can we go to such a world?"
"I wonder if you can come from over there, you get a buzz with consciousness, like I talk to Rintaro-kun."
"Can not I go from here?" "I think that there is a special entrance.The entrance to go to the world of the world. When I draw a picture, such a thing crosses my head suddenly"
"Aoi talks to me, in my dreams, that bouquet may be a separate ao a from the aoce that I have, there is something that has never existed"
"Aoi got into another world?"
"I do not know, but the original aoi is a different world in the other world, I guess the aisa's awning may have been a part of the Aoi, I think that the aza returned to its original condition "
"Do you feel that way?"
"Yes, I feel like that"
"Takako is very worried, now he has the same darkness as Rintaro-kun." "Aoi is not darkness, it's just breathing, that's it."
"Aoi in Takako also returned to the original?"
"Maybe the blues were integrated, in the original aoi"
"That's good, Aoi's long journey is over"
"Yes, I think that a new journey began, I feel that way."
"I feel somewhat like that, a feeling that a new journey began, I feel the world is new, the view that blowing wind can also be seen feel different meaning"
"Well, I feel it, the scenery looks different, the feeling to receive and everyday are different from what I have ever been. It has become fun, nothing has changed.One day is just a day Nevertheless "
"Good, my feelings are getting brighter, I did not know what I wanted to do a while ago"
"Now it's a bit different, I do not have much to do but I do not have to do anything. The things I want to do are just to do when it comes, you do not have to do anything until then I think "
"I found a part of myself. It's true"
"It may be, my true heart is in a very deep place, I thought that I was on my face me, but my heart was not there. I could not even see if it was hidden in the area I did not know, I saw myself deeply and I saw myself from a distance.I was always watching myself.It is only doing it Then when I was there, I noticed my true intention.
"The beginning of the journey, I had always wanted to talk about this to someone, but there was not anyone to talk to. Rintaro-kun is the only story partner."
"Maybe so, for me, I've never talked to people much, because there was not much to understand"
"What is good, what is going on is the future", Hiromu said.

四季の輝き 第20話 Shine of the Four Seasons Episode 20




第20話


美和たちはスタジオを出ると「喫茶まちこ」で音の話の続きを再開した。カウンターから一番離れた4人掛けのテーブルに陣取っていた。
皆それぞれに注文をしたが、コーヒーを注文するものは誰もいなかった。

「それで葵さんのことって一体なんなんですか?」とチッチが聞いた。
美和とタナベは葵のことを他のメンバーにはまだ話していなかった。「話が非現実的すぎるし、話してもわからないかもしれない」とタナベは美和に言ったのだ。美和も「そうかもしれない」とタナベに同意した。
「私は葵のことがあってから何かこの世界に違和感を感じるようになったの。葵は全くこの世界の人間じゃなかったから」と美和は言った。
その話の続きをタナベが一通り説明した。タナベはこんな話を誰か他人に聞かれるのが嫌だったのでなるべく小さな声で喋った。店には他に客はいなかったが、真知子がカウンターにいたので聞かれてはヤバイと思っていた。3人はタナベの説明に聞き入った。
「それでそのメールの後、音信不通になったんだ。携帯の電源は切れているし、あの池にも現れない。生きているのかどうかもわからない」
「そうだったんですね。僕は葵さんは旅人みたいなものでふらっと気が向いたところに行ってしまったんだと思ってました」とチッチが言った。
「まあそんなようなものなんだろうけど、でももう一度会って色々と確かめたいことがあるの」と美和が言った。
「タナベはその獣の姿を見たの?」とユウが聞いた。
「手が毛だらけだった。堅そうな黒い毛が葵の手の甲に生えていた」
「見たのは手だけ?」
「ああ、まだ変化の途中だって言っていた」とタナベは言った。
「じゃあ完全に変化してしまったから居場所を変えたのかもしれないし、その獣とかになったんならもう二人の助けは要らなくなったんじゃないの?」とユウが言った。
「葵はサポっていう魂の双子を探していたの、それで眠っている親のでっかい龍を起こすって言っていたんだけど、この全地球から一人の人間を探し出すのなんてほとんど無理だと思う」と美和は言った。
「俺はまだ、本当のところまだ信じられないんだ。葵が人間じゃないって事とか、龍だとかが」とタナベは言った。
「確かにぶっ飛びまくった話よね」とユウが言った。
「そうですね、それが本当なら新種とか地球外生命体とかの話になってきますよね」とチッチが言った。
「葵は自分のこと鬼って言ってた。鬼は天人が地獄に落ちた姿なんだって、千年も生きていて、やっとその姿を受け入れたって言っていたわ」
「天人ってなんですか?」とチッチが聞いた。
「神様のことみたい。宇宙人かもしれない」と美和は言った。
「なんか思いっきり現実離れしてるよね」とユウが言った。
「そうね、でも私は葵と話してて、その話がとてもリアルに聞こえたの。獣の姿も詳しく聞いたから大体想像がつく。その姿はどんな動物にも似ていない、例えるなら人間が野生で生きられるように進化した姿っていう感じかな」と美和が言った。
4人はそれぞれにその姿について思い描いた。ユウとチッチはその話を受け入れるか受け入れないかまだ判断がつかなかった。
「タナベはその葵さんの手を見てどう思ったの?」とユウが聞いた。
「だから俺は見たけどまだ信じられないんだ。それが本当だったのかどうか、時々確信が持てなくなる」
「タナベは現実主義だからね。私はそのあたりに少しタナベとの意識の差を感じる」と美和が言った。
「現実主義っていうのは目に見えること以外は信じないってこと?」とユウが聞いた。
「まあそういうことかな。科学的にありえないことはすぐには信用できない」とタナベは言った。
「私は結構こういう話は好きだな。目に見えないものにも意味や力があるって思うし」とユウは言った。
「人の感覚や意識は人それぞれ違って当たり前ですよね、そこに違いがない方が怖いと思います。そこに違いがあるということを認めなければ争いになるだけだと思います」とチッチが言った。
「チッチって妙に大人なんだよね、まだ中学生なのに、いちばん大人な気がする」と美和は言った。
「僕は色々と考えるのが好きなんです。葵さんの事が事実だとしたら、思い切り現実的に考えるとやっぱりエイリアンなんじゃないでしょうか?」
「それが現実的考えかよ・・・。」とタナベは言った。
「それで、そのでっかい龍が目を覚まさなかったらどうなるの?」とユウが聞いた。
「地球は声を失ったまま死んじゃうんだって」と美和は言った。
「穏やかじゃないですね」とチッチが言った。
「この世界はどうなるの?」とユウが聞いた。
「わからない。何かが起こるということだけ、ぼんやりと感じるの」と美和が言った。
「もしも本当にそうだとして僕たちに何かできることはあるんでしょうか?」とチッチは聞いた。
「それもわからない。ただ龍を起こすのは葵のやるべきことで、地球の声を取り戻すのは人間の役目だって葵は言っていた」と美和は言った。
「何をどうやったらそんなことができるの?」とユウは聞いた。
「わからない。できれば会ってそれを確かめたいの」と美和は言った。
4人は美和の言葉を最後に、しばらくそれぞれがバラバラの思考の中に入っていった。

「あんたたち随分面白そうな話しているのね」と真知子は我慢できなくなってニヤニヤしながら言った。真知子はいつの間にか4人の真後ろの席に座っていた。
「そんなとこにいたんですか?びっくりしたなーもう!」と美和が言った。
「ごめんごめん、つい面白そうな話してるから聞いちゃった」と真知子は言った。
「そんなに聞こえてましたか?」とチッチが聞いた。
「バッチリ全部聞こえたわよ。そんな普通じゃない話、聞かないようにしていても聞こえるのよ」と真知子は言った。
「真知子さんはどう思います?」とユウが言った。
「この世界はねえ、集合意識が創ってるの、社会も経済もね。その集合意識が変わらないと社会も環境も変わらない。地球のことって環境問題のことよねえ?」と真知子は言った。
「たぶんそういうことも含まれてると思う。自然破壊とか気候変動とか。その集合意識ってなんなの?」と美和は聞いた。
「人間の全体の意識のことよ。個人個人はそれぞれ違う意識を持って暮らしているけど、それぞれの地域や国にはそれぞれの集合意識があるように地球全体の人間の意識っていうのがあるのよ、それが実際の現実を創っていくの」と真知子は言った。
「つまり便利なものや快適なものを追求していく人間の心理が、環境に配慮せずにそれをやることに関しては、それが全体意識の中にあるということですか?」とチッチは聞いた。
「もちろんそうじゃない人もたくさんいると思う。でも圧倒的に無関心な人間の方が多い、情報が少なすぎるし、テレビに洗脳されてる。町の喫茶店でこんな話していたら頭がおかしいと思われるわよ」と真知子は言った。
「だから小声で話してたんだよ」とタナベは言った。
「タナベくんの声って小声でもでかいのよね」と真知子は言った。「それとアイスコーヒーを一杯ごちそうするわ、甘いものだけが美味しいものとは限らないのよ」




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Episode 20


When Miwa left the studio, he resumed the talk of the sound with "Tea ceremony". I was caught in the table of four people away from the counter.
Everyone ordered each, but no one ordered coffee.

"So what is she doing with Aoi-san?" Asked Titchi.
Miwa and Tanabe had not talked about Aoi to other members yet. "The story is too unrealistic, and maybe you do not understand it," Tanabe told Miwa. Miwa agreed with Tanabe that it might be "so."
"I started feeling something uncomfortable in this world since Aoi's thing, because Aoi was not human in this world at all," Miwa said.
Tanabe explained the continuation of the story altogether. Tanabe did not like being asked by someone else to talk about this story, so he talked as small as possible. There were no other guests in the shop, but since Mashiko was at the counter, I thought that it was bad if asked. The three people listened to Tanabe's explanation.
"That's why I got messed up after the mail, the phone's power is off, I can not see it in that pond, I do not know if it's alive or not."
"I was thinking that I thought that Mr. Aoi was like a traveler and went to where he casually tried," said Chitchi.
"Well it's like that, but I have something I want to meet again and see for a variety of reasons," Miwa said.
Yu asked, "Tanabe saw that beast?"
'My hands were full of hair.The hard black hair grew on Aoi's back of the hand'
"Have you seen only the hand?"
"Oh, I was told that it is still in the process of change," Tanabe said.
"Well then it may have changed whereabouts as it has changed completely, and if you became a beast, you do not need the help of the other two," Yu said.
"Aoi had been looking for twins of the soul that was supposed to be a supporter, so I said that it would raise a big dragon of a sleeping parent, but I think it almost impossible to find one person from this whole earth," Miwa said.
"I still can not believe it yet, as if Aoi is not a human being, or a dragon," Tanabe said.
"Yeah said it certainly made a flying jump.
"Well, if that is true, it's going to be about new species and extraterrestrials," said Chitchi.
"Aoi said that you were a demon, a demon said that Tianan fell in hell, I lived a thousand years and finally accepted that figure.
Titchi asked, "What is Tensui?"
"It looks like God, it might be an alien," Miwa said.
"Yu is saying something is quite realistic, is not it?"
"Well, but I talked with Aoi and I heard that story very real.It is almost imaginable to hear the appearance of the beast in detail and its appearance does not resemble any animal, I feel like I evolved to live in, "Miwa said.
Four of them envisioned their appearance in each. Whether Yu and Titchi will accept or not accept the story yet it was impossible to judge.
"What did Tanabe think about seeing that Aoi's hand?" Yu told.
"So I saw it but I still can not believe it, sometimes I can not be sure if it was true."
"Tanabe is realistic, I feel a slight difference in consciousness with Tanabe around that," Miwa said.
Yu asked, "Do you believe that realism is not visible except for what you can see?"
"Well it's such thing, Tanabe said that it can not be trusted immediately without science," he said.
"I like these stories quite a lot, I think that meaning and power are also invisible to the unseen," Yu said.
"People's sense and consciousness is different for every person, I think that it is scary if there is no difference there, I think that it is only a dispute if I do not admit that there is a difference there, Said.
"Titch is strangely an adult, is still a junior high school student, I feel like the most adult," Miwa said.
"I like to think a lot, if it is true that Aoi's thing is true, is not it alien right after all thinking realistically?"
"Is that a realistic idea ..." Tanabe said.
"So what if the big dragon did not wake up?" Yu asked.
"Earth will die with losing voice," Miwa said.
"It's not calm," said Zitch.
Yu asked, "What will happen to this world?
"I do not know - Miwa said," I feel vaguely only that something will happen. "
"What if there really is something we can do for us?" Asked Titchi.
"I do not know, but Mr. Aoi said that it is Aoi's task to wake a dragon, and it is human's responsibility to regain the voice of the earth," Miwa said.
Yu asked, "How can I do such a thing?"
"I do not know, I would like to meet and check if possible," Miwa said.
Four people finally came from Miwa 's words, and they went into the thought of each other for a while for a while.

"You talking so much interesting," Makiko said she could not stand it and grinned. Mashiko was sitting in the seat just behind the four of us.
Miwa said, "Where were you like? I was surprised!"
"I am sorry sorry, I heard it because it is interesting," Makiko said.
"Did you hear so much?" Asked Titchi.
"I heard everything, even if I try not to listen to it, it's not that normal," Makiko said.
"What do you think, Mr. Mashiko?" Yu said.
"In this world, he has collective consciousness, society and economy.When the collective consciousness changes, society and the environment will not change, society and the environment will not change.What about the earth is the problem of the environment?" Machiko said It was.
"I think that probably that kind of thing is included, nature destruction, climate change, etc. What is that collective consciousness?" Miwa asked.
"About the consciousness of the whole human being. Individuals live with different consciousness, but each region and country has their own collective consciousness There is something called human consciousness of the whole earth That's why it will create real reality, "Makiko said.
"Is that the psychology of human beings pursuing convenient and comfortable things is that it is in the whole consciousness about doing it without considering the environment?" It was.
"Of course I think that there are many people who are not so, but there are a lot of people indifferent overwhelmingly indifferent people, information is too little and it is brainwashed by television. If you are talking about this in a cafe in town, it seems to be crazy Mashiko said, "Okay.
"So I was talking in a loud voice," Tanabe said.
"Tanabe-kun's voice can be huge even in low voice," Makiko said. "It feels like a cup of ice coffee, not only sweet things are delicious,"

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